BIKE


【CANNONDALE BIKE GALLERY】SUPERSIX EVO LAB71 RBX

2024.Aug. 6

希少なLAB71の中でも輪をかけてレア!

実車を目にすること自体が極めて稀なフレームを組ませて頂きました。

 

■SUPERSIX EVO LAB71 RBX

今年のロンド・ファン・フランデーレンでEFの選手たちが使用した特別カラーのEVOがこのRBXです。

RBXとはROUBAIXの略らしいです。

当初から何らかのクラシックレースでお披露目されることが決まっていたようなので、もしかしたらロンドではなくてパリルーベでデビューする予定だったのかもしれませんね。

 

それはさておき、このフレーム特別な限定モデルではありません。

今期のSupersix EVO LAB71のフレームセットに設定されている2色の内の一つという位置付け。(もう一色はチームレプリカ)

ですが国内に入ってきたのは全サイズ合わせてたった12本だけだったそうで、下手な限定モデルよりもよほど入手困難です。

 

しかもデザインの詳細などがいつまでたっても発表されず、お客様にはどんな色なのか全くわからない状況でご予約頂く必要がありました。

流石に不安だったのではないかと思いますが、幸いなことに実車のカッコよさはLAB71の中でも屈指の物でした。

RBXを予約頂いた全国の皆様は賭けに勝ったと言っていいのではないでしょうか。

 

それでは細部を見ていきましょう。

BB周辺からリア三角にかけては等高線をモチーフとしたグラフィックが。

 

そしてフォークの裏側やシートチューブ・シートポストにはラファっぽいグラフィックが入っています。

 

このペイントの入ったシートポストはアフターでは手に入りません。

ずり下がって擦りキズなど付いてしまうと大変なので固定には気を遣いました。

 

ハンドルは当初VISIONのMETRONで行く予定でしたが、紆余曲折あってMOMOハンになりました。

今や世界的に入手困難なハンドルなので、希望サイズが手に入ってラッキーでした。

 

ACR変換アダプターを使ったり、加工をせずともきっちり取り付け出来るという意味ではEVOに付けるハンドルはこれが一番です。

見た目もカッコいいですしね。

 

その他のパーツも妥協なし。

コンポーネントはデュラエースでまとめ、ホイールはMAVIC SLR32の日本限定グラフィックモデル、タイヤはGP5000s TRといずれも最高のパーツをお選びいただきました。

 

EVOにはディープリムを履かせることが多いですが、ローハイトなホイールを履かせるのも悪くないです。

タイヤも28cのチューブレスなので乗り心地が良く、ロングライドにも対応できて扱いやすい性格になったのではないでしょうか。

 

お客様のラッキーカラーが赤なので、チューブレスバルブを始め赤パーツをちょいちょい入れています。

ピンクが主体のフレームと意外にマッチしていて面白いです。

 

ご納車の翌日、オーナー様は早速シェイクダウンを敢行されていました。

曰く、エアロ性能の高さから来る速さを全領域で体感した、エアロの重要さを始めて理解できた。

ダウンヒルの際は同行していた友人の方が追い付くのに大変そうにしていて笑ってしまったと仰っていました。

 

都民の森に行ったらシクロワイアードの取材班に補足されること間違いなし。

まさしくどこに出しても自慢できるスーパーバイクです。

この度はありがとうございました。



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