2024.Aug. 16
キャノンデールには珍しい、シティサイクル寄りのプラットフォームを採用したAdventureシリーズ。
ママチャリに近い使い勝手がありつつも、しっかり効くディスクブレーキや27.5インチのワイドタイヤのおかげでスポーツバイクらしい走りと乗り心地の良さが味わえます。
当店でも日常の足として人気を博したクロスバイクです。
そんなAdventureには電動アシスト自転車バージョンも存在します。
それが今回ご紹介するAdventure Neoです。
■Adventure Neo 3 EQ ¥350,000-(税込)
このモデルが登場したのは去年のことでしたが、その時入荷したバイクは秒で完売となりました。
あまりにも一瞬で売り切れたのでブログに書く間もなかったほど。
それほど注目されていたバイクだったということでしょう。
なぜそんなに人気だったのかと言えば、他のebikeにはない魅力にあふれていたからだと思います。
具体的に見ていきましょう。
Adventure Neoに搭載されているモーターはBOSCHのアクティブラインプラスという製品。
Quick Neoに搭載されているのと同じものです。
最大駆動トルクは50Nmとなかなかのもので、街乗り用としては十分すぎるほど。
パワーが足りなくて登り坂で難儀するなんてことはありません。
パワフルな割に駆動音が控えめなのも特徴です。
バッテリーは400Whの物を採用しており、カタログ上の最大航続距離は133㎞となっています。
更なる航続距離が欲しければ500Whのバッテリーにアップグレードすることもできますが、このバイクの用途を考えれば400Whでも充分でしょう。
バッテリーは車体から取り外して充電することも可能です。
前後のライトが標準装備されています。
このライトはバッテリー直結なので別に充電する必要がありません。
点灯/消灯は手元のコントローラーで操作可能。
27.5×2.0というワイドなタイヤを履いておりそれだけでも快適な乗り心地が楽しめるのですが、ダメ押しでフロントサスペンションが装着されています。
快適性の向上はもちろんのこと、ちょっとした段差を越える時などに役立つことでしょう。
こういった装備は重量の増加をそれほど気にしなくて済むe-bikeならでは。
シートポストはなんとドロッパーシートポストになっています。
去年モデルはサスペンションシートポストだったので割と大きな変更点です。
手元のリモートレバーでサドルの上げ下げができるというもので、マウンテンバイクの世界では今や必須アイテム。
一方でそれなりの金額がすることからクロスバイクに付いているのは極めて稀です。
自転車の乗り降りを楽にしてくれますし、家族間で自転車を共有する際にも活用できるはず。
なお、今年モデルからコンポーネントがシマノのCUESに刷新されています。(去年はマイクロシフトでした)
クロスバイク系コンポーネントとしては最新の物ですが、採用されているバイクは一部の高級モデルに限られます。
非常に耐久性に優れていることが特徴で、変速性能も従来より向上しています。
跨りやすいステップスルー形状のフレームにパワフルなBOSCHユニット。
それに加えて豪華な装備の数々。
街乗り用ebikeとしては本当に死角のない自転車で、普段乗りとしてこれ以上の自転車は多くないでしょう。
Compact Neoとどちらを選ぶか迷うところではありますが、パワーと航続距離ではAdventure、車体重量の軽さと小回りの良さはCompact Neoに軍配が上がります。
どちらも店頭在庫ございますので実際に店頭で見比べてみてください。
皆さまのご来店お待ちしております!