2025.Oct. 5
先日Supersix EVO LAB71のフレームセットをご紹介しましたが、本日ご覧いただくのはスタンダードModのフレームセットです。
多くのお問い合わせを頂いていたこのフレームがついに店頭に入荷しました。
■SuperSix EVO Carbon Frameset シルバー
¥290,000-(税込)
長らく発売が待ち望まれていたスタンダードModのフレームセット。
今期からラインナップに加わると知った時、心の中で快哉を叫んだ方も多いのではないでしょうか。
しかも発表された価格は予想以上に良心的でした。
LAB71やHi-ModのSupersix EVOは間違いなく現代のロードバイクの中でも最高の一台。
ただ金額的にも出回っている数量的にも誰にでも買えるというものではありません。
一方こちらのスタンダードModはLAB71の三分の一強、Hi-Modの半額以下で入手可能ながら、その性能差は価格差を考えればさほど大きくはありません。
今乗っているバイクからパーツを載せ替えて、最新のレーシングフレームの性能をリーズナブルに手に入れたい。
そんな需要には最高のフレームセットと言えるのではないでしょうか。
それでは細部を見ていきましょう。
こちらのカラーはシルバーというネーミングですが、実際はツヤありのパールホワイトです。
ロゴもストレートなブラックで、シンプルかつキレイめな感じ。
変な捻りが入っていないのでどんなパーツで組んでもカッコよく仕上がることでしょう。
三角断面形状のデルタステアラーコラム。
ケーブル類のフル内装に対応しつつ、前面投影面積の削減によるエアロ性能のアップにも一役買っています。
実はパーツアッセンブルの自由度も高くて、汎用ステムやハンドルを使って組むこともできますし、非推奨ではありますがステムの上にコラムスペーサーを積むこともできます。
変速系統も電動・メカニカルの両方に対応。
メカニカル変速の場合、シフトケーブルのルーティーンも外装・内装の2通り選べます。
信じがたいほど薄いシートポストはUCI規制が緩和された後の最新フレームである証。
Di2のバッテリーはシートポストには入れられないのでダウンチューブに内蔵する設計になっています。
シートポストを抜き差ししなくてもバッテリーにアクセスできるので利便性はむしろ高まっています。
なおシートポストのセットバックは0mmと20mmの2種類が存在します。
フレームサイズが44/48の場合は0mm、それ以外のサイズの場合は20mmが標準仕様。
シートポスト単品での販売もありますのでポジションが出ない場合は交換することも可能です。(税込42,800円)
フロントフォークのスルーアクスル穴は非貫通仕様となっています。
これによって多大なエアロ効果を得られるということはなさそうですが、こういう積み重ねがパフォーマンスに繋がっているのでしょう。
スタンダードModのSupersix EVOが評価されている理由の一つに「上位グレードと形状が同一なので空力性能の差がない」というのがあります。
現行Supersix EVOはオールラウンドフレームでありながらエアロに全振りしたエアロロードに準じるほどの空力性能を持っているというのがセールスポイントの一つ。
一般人レベルでも下り坂などで何もせずとも同行者より速かったりするのですが、そのエアロ性能をこのグレードでも味わえるということですね。
オマケとしてReGripエアロケージとGripperエアロボトルが2セット付属します!
完成車の場合はHi-Mod以上のグレードにしか付属しないので嬉しい仕様です。
現在単品販売分が長期欠品中で入手不可能なのでなおのこと有難いです。
カラー展開は上記ホワイトの他、メテオグレーとブラックの展開がございます。
こちらの写真はメテオグレー。
アルテグラDi2完成車にも採用されているカラーですが、非常に高級感があって美しいカラーです。
しばらくの間はこちらも店頭でご覧いただけます。
そんなわけでエントリーモデルからのアップグレードにフレームへの載せ替えはいかがでしょうか。
いずれのカラーも国内在庫は比較的潤沢と言える状況ですが、一部残り僅かになっているサイズやカラーもございます。
在庫状況や組み立てに関することなど、お気軽にお尋ねください。











