2026.Aug. 31
フラッグシップ中のフラッグシップ、EVOの中のEVO。
Cannondaleが誇るオールラウンドレーシングバイクSuperSix EVOの最高峰グレード、LAB71 SLをご紹介します。
■SuperSix EVO LAB71 SL(52サイズ)
¥2,200,000-(税込)
SuperSix EVO LAB71の完成車には、「SL」と「無印」の2種類のグレードが用意されています。
無印がエアロ性能をより重視したパッケージなのに対し、こちらのSLは軽量性にフォーカスしたオールラウンドモデル。
軽さとエアロダイナミクス、そして走行性能を高い次元で両立させたSuperSix EVOの中でも、特に軽量さを追求したモデルです。
その軽さはご覧の通り。
……とはいえ、「軽いには軽いけど、超軽量というほどではなくない?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、この写真の車体が56サイズ、ペダル(PD-R9100)、サイコンマウント、前後ボトル&ボトルケージを装着し、さらにシートポストも未カットという状態だとしたらどうでしょう。
ペダルレスの50・52サイズであれば、箱出し状態でも6.3kg前後に収まるのではないかと思います。
完成車としては、まさに圧倒的な軽さと言って差し支えありません。
もちろんLAB71フレーム自体の軽さも大きな要因ですが、軽量化を徹底したパーツアッセンブルも、この重量を実現している理由の一つ。
ここからは、その内容を細かく見ていきましょう。
まず注目したいのがハンドルです。
新型SuperSix EVOのために用意された2種類のハンドルのうち、軽量モデルとなる「SystemBar Road SL」が装着されています。
重量はなんと265g。
先代のMOMOハンドルから約150gも軽量化されていると言えば、その軽さがお分かりいただけるでしょうか。
一体型ハンドルの中でも、ここまで軽量なモデルはそう多くありません。
これほどの軽さになると強度や取り扱いにシビアな製品も少なくありませんが、SystemBar Road SLは必要以上に神経質になるような印象はありません。
形状としては、フラット部分が丸断面になっているのが特徴。
SystemBar Road(無印)が340~380mmのハンドル幅に対応するのに対し、SLは380~400mmをラインナップ。
リーチ・ドロップは80mm/130mmで、先代MOMOハンドルのプロファイルを踏襲しています。
付属のサイコンマウントもわずか30gと軽量。
3Dプリントパーツを思わせるような造形で、機能だけでなく見た目にもこだわりを感じさせます。
ライトマウントも付属するため、アダプターを介してお好みのライトを取り付けることも可能です。
そしてホイールは、DT Swissの「ARC1100 Spline 38」。
単体販売されているホイールセットの中でも非常にハイエンドなモデルで、完成車に採用されるパーツとしてはかなり豪華な構成です。
スペックを挙げると、
・リムハイト38mm、リム内幅20mm
・前後重量1,204g
・VONOA製カーボンスポーク(第4世代)採用
・国内定価¥497,277(税込)
と、非常にハイレベルなスペック。
このホイールだけでも相当な価格になりますが、それを完成車の標準装備としてしまうあたりに、LAB71 SLの並々ならぬこだわりが感じられます。
タイヤはCORSA PROの28c。
チューブもVITTORIA製のTPUチューブを標準装備しています。
さらにTLバルブも付属しているため、お好みに応じてチューブレス化することも可能です。
コンポーネントはRED AXS E1。
タイミング的にDURA-ACEよりもREDを選びたい方は多いかもしれませんね。
パワーメーターも付いていて言うことなしです。
今世代からディレイラーハンガーがUDHになったので、XPLRでフロントシングル化するというプランも考えられます。
カラーはRAWの一色展開。
塗装を抑えることで軽量化を図った、LAB71らしい仕上げです。
SuperSix EVOには同系統のカラーもいくつか存在しますが、このモデルはクリアー部分にパールが入っており、シンプルなRAWカラーの中にも独特の表情があります。
現在、店頭には52サイズを在庫しています。
これほどのスペックを持つモデルとなると、生半可な限定モデル以上に流通数が限られ、国内でも非常に希少な存在です。
Cannondaleが持つ技術とパーツアッセンブルの粋を集めた、まさにフラッグシップ中のフラッグシップ。
そして、このバイクの本当の魅力は、スペック表だけでは分かりません。
以前、シクロワイアードの取材で、このSuperSix EVO LAB71 SLを実際に乗り倒す機会をいただきました。
「乗り心地が良く、反応性に優れ、そしてエアロで速い。」
そのときにお話しした通り、実際に乗ってみると、軽さだけを追求したバイクではないことがよく分かります。
軽さ、快適性、反応性、エアロ性能。
すべてを高いレベルで成立させた、まさにSuperSix EVOのフラッグシップにふさわしい一台です。
店頭にはSuperSix EVO Gen5の試乗車もご用意しています。
気になる方はぜひ実際にその走りを体感してみてください。













