2019.Aug. 10
2020モデルよりフルモデルチェンジを果たし、大幅なアップデートを遂げた「SuperSix EVO」のフラッグシップモデルが店頭にございますのでご紹介いたします。
SuperSix EVOのライドインプレッション記事もございます。どのような走りをするのか、ご覧いただきイメージしてみてください。
■SuperSix EVO Hi-MOD Disc Dura Ace Di2 ¥1,050,000 (税抜)
とにかくバランスの優れたフレームというのは旧SuperSix EVOから引き継がれ、軽さはそのままに更に振動吸収性が高まりエアロ形状となりました。もちろんディスク仕様となっており、SuperSix EVOの「オールラウンド」っぷりが他社を圧倒的に引き離しています。
そして、キャノンデールにおけるハイエンドフレームの定冠詞である「Hi-MOD」。
極めて軽量でありながら非常に高い剛性を誇るプロチーム御用達のハイパフォーマンスモデルです。
その中でも最も高級なデュラエースDi2完成車。
さすがはフラッグシップだけあって、身にまとうオーラが半端ではありません。
カタログでは「ブラック」という素っ気ないカラー表記で側面がどんなデザインなのかいまいち不明でしたが、ご覧の通りゴールドの差し色が入ったデザインとなっています。
控えめながら存在感のあるゴールドが、グロスとマットを使い分けたブラック部分の高級感を引き立てています。
過去のEVOの特別設定グレード、BLACK INCを彷彿とさせるカラーリングです。
こちらもHi-MODグレードにのみ付属するHollowGram KNOT45カーボンホイール。
これについては後日詳しく解説しますが、素晴らしいスペックを備えた最新鋭ホイールです。
Hi-MODグレードにのみアッセンブルされるパーツにも注目です。
新型のHollowGram SAVE SystemBarは、扁平した形状で振動吸収性と空気抵抗の削減を実現。
一体型ハンドルと見紛うスマートなルックスと、ポジション調整の容易さをも兼ね備えています。
見た目からは想像もつかない整備性の良さもポイントで、現時点で最高のハンドル/ステムシステムと断言しても差し支えないのではないでしょうか。
重量わずか149gのプロロゴDIMENSION NACK。
近年プロ選手の使用率も急増しているショートノーズサドルですが、既にお使いの方はその良さをもうご存知だと思います。
シートポストは新型EVO共通のD型断面の細径エアロ形状ではあるものの、従来のSAVEシートポストと同様のくびれを設けてあり、突き上げのマイルドさを演出してくれます。
お約束の完成車重量を測ってみました。
高級パーツで組み上げられてはいますが、リスキーな超軽量アイテムは一切使用されていません。
それにも関わらずこの重量・・・しかもディスクロードですからなおさら驚きです。
なお、今回のフレームサイズは54となります。
2020キャノンデールロードの頂点がここにあり。
キャノンデール横浜ベイサイドでぜひ現物をご覧ください。