2022.Sep. 18
Supersix EVO Hi-MODと双璧をなすハイエンドモデル、Systemsix Hi-ModのDura-Ace Di2完成車。
キャノンデール横浜ベイサイドにてご覧いただけます。
■Systemsix Hi-Mod Dura-Ace Di2 (51サイズ)
¥1,430,000-
「たとえ登り坂であっても6%までの勾配なら先代Supersixよりも速い」
センセーショナルこの上ないキャッチコピーと共に登場したSystemsixはまさにエアロロード全盛時代を象徴する一台。
極まった空力性能もさることながら、見た目からは想像もできない乗りやすさ、悪くないメンテナンス性も兼ね備える傑作バイクです。
現行Supersix EVOの存在が物語るように、現在のロードバイクシーンの主流はエアロ+オールラウンド。
エアロダイナミクスに全てをかけたあの頃とはちょっと変わってきていますが、それでもプロ選手はステージによってはSystemsixに乗ることがあります。
それはSystemsixが単なる平坦番長ではない、今もなお一線級の実力を持ったバイクだからに他なりません。
実際今年のツールでのEFのステージ優勝はこのバイクによって成し遂げられたものです。
このバイクに乗ると時速30㎞程度の速度域でも普通より1割少ない出力で巡航できるというデータもあるほどで、つまりは我々のようなパンピーライダーでもその空力性能の凄まじさは存分に享受できるという事。
それと同時にその空力性能を生んでいる各部の造形美に惹かれずにはいられません。
シームレスなフォークとヘッド、いかにも抜けが良さそうなシートステー集合部、タイヤと一体化したラインを描くシートチューブ、徐々に形状が変化していくダウンチューブ・・・
それらが合わさって生み出される迫力はピュアエアロロードでしか味わえないものです。
そのエアロ性能とルックスを更に引き上げているのがSystemsix専用に開発されたKNOTシステムバーとHollowGram SL 64ホイール。
KNOTバーは形状の似ているSupersix EVOのSAVEシステムバーよりも幅広な扁平形状でいかにもエアロロードと言った風体。(こっちの方が初出ですが)
HollowGram SL 64はHED社との共同開発ということが広く知られており、Systemsixの開発はこのホイールから始まったというほどの重要パーツ。
ディスクブレーキでなければ成し得ない曲面状の超ワイドリムなど現在のトレンドをばっちり押さえています。
後輪のスポークパターンが2:1で組まれていて左右のテンション差が非常に少ないのも特筆すべき点です。
デビュー当時は空力的観点から23cタイヤが組み合わされていましたが、現行モデルでは25cに切り替わっています。
若干の日和りを感じないでもないですが、リムとのツラ具合は25cの方が文句なしに美しいので良しとしましょう。
ちなみにリム内幅は21mmなので何かと話題の新ETRTO基準のタイヤも問題なく装着できます。
もちろんチューブレスにも対応。
おまけとしてキャノンデール製スピードセンサーとバルブコアツールを兼ねたバルブナットが付属しています。
スピードセンサーはスマホだけでなく各種サイコンとも連動しますのでなかなか使いでがあります。
コンポーネントは上から下まで新型のR9200系Dura-Aceで統一されています。
まだまだ見る機会が少ないながらもその圧倒的なアドバンテージは既に知れ渡っているんじゃないかと思います。
このバイクの価格設定はR9200デュラエース搭載のハイエンドにしてはかなり控えめです。
毎日毎日価格改定のお知らせが届かない日はないくらいで嫌になってしまうんですが、そんな状況でこの価格は本当に良心的に思えます。
カタログ写真を見た時はウルトラマンみたいだなと思っていたカラーリングも実車を見ると実にスタイリッシュ。
シンプルながらも力強く、Systemsixの造形を引き立てるデザインではないでしょうか。
キャノンデールのラインナップの中でも実車を見る機会は限られるモデルだと思いますので、Systemsixに興味があるという方はぜひキャノンデール横浜ベイサイドまでお越しください。
店頭在庫サイズは51となります。
お客様の安全とスタッフの健康状態を保つ為、何卒ご理解とご協力の程よろしくお願いいたします。
当面の間、毎週木曜日の定休日に加え第1・3水曜日(祝日は営業)を休業日とさせて頂きます。
詳しくはSHOPカレンダーにてご案内させていただきます。
ご不便をお掛け致しますがご了承の程よろしくお願い申し上げます。