2022.Oct. 2
相次ぐ価格改定と在庫不足により、10万円台前半のエントリーロードの入手が難しくなっています。
そんな中、手頃な価格で手に入れられる希少なモデルが入荷しました。
■CAAD OPTIMO 4 ファインシルバー ¥121,000(税込)
これまでCAAD OPTIMOのラインナップには存在しなかったクラリス完成車です。
クラリスの採用に加え、クランクなどの一部パーツをサードパーティ製にすることでリーズナブルな価格を実現しています。
CAAD OPTIMOの素晴らしい点は設計が初心者向け過ぎないという点です。
エントリーロードの中には前傾姿勢を和らげるために過剰にヘッドチューブが長かったり、直進安定性重視でホイールベースが不必要に長かったりするものもありますが、そういった設計はロードバイク本来の軽快感やハンドリングを大きく損ないます。
その手のバイクが良いと感じるのは最初の内だけ。慣れた後はかったるいバイクになりがち。
ならばエントリーロードとはいえ、ある程度レーシーな設計の方が長く楽しめる・・・というのがキャノンデールの主張です。
そんなわけでCAAD OPTIMOのジオメトリはCAAD13やSupersix EVOに近いレーシングジオメトリになっています。
とは言えCAAD13もEVOも極めて乗りやすい自転車ですので、CAAD OPTIMOもピーキーと言うわけではありません。
エントリーロードの中では突出してキビキビ走れるというだけです。
他のグレードでは同一グレードで複数のカラーバリエーションがありますが、OPTIMO 4は一色のみ。
しかしながらこのファインシルバー、最廉価グレードにあるまじきカッコいいカラーです。
ロゴが黒ではなくグレーだというのがハイセンス。
ついでに上位グレードの3にも新色が追加されています。
■CAAD OPTIMO 3 ウルトラバイオレット ¥165,000-(税抜)
この色はCAAD13のRIVAL AXS完成車にも採用されていましたね。
写真では割とキャノンデールロゴがはっきり見えていますが、光の当たり具合によっては紫の中に隠れて目立ちにくくなります。
ロゴは大きい方が好きだけど、あまり自己主張しすぎるのも嫌だという方には割と絶妙な具合じゃないでしょうか。
ところでこの2台には共通点があります。それはSTIレバーがシマノ純正ということ。
OPTIMO3の他カラーはここがマイクロシフト製なのですが、握りやすさや手のひらへの馴染みやすさはやはりシマノの方が優れています。
3に関してはこの点だけでもこのカラーを選ぶ理由になるかも?
代わりにブレーキキャリパーがシマノ製ではなくなるので、ここは後からアップグレードしてあげるとベターです。
手頃な価格で手に入るエントリーモデルというのは、ある意味ハイエンドモデルよりも重要な存在です。
多くの方が1台目のバイクとして手に取るであろう、10万円台のバイク。
キャノンデールはこのセグメントのバイクにも決して手を抜くことはありません。
ちょうど一年で最も気持ちの良いサイクリングが楽しめる時期がやってきます。
ロードバイクデビューを考えている方はぜひこのタイミングでどうぞ!
他のCAAD OPTIMOもご用意可能です。
サイズやカラーなどの詳細は下記の店頭在庫一覧をご覧ください。