2022.Oct. 14
今回新型シナプスを試乗させていただく機会がありましたのでその時のレポートをいたします。
河口湖をスタートして富士スピードウェイで折り返す走行距離約70km、獲得標高1,293mのコースを走ってきました。
試乗した車体はGRXで組まれたSYNAPSE CARBON LTD RLEで、ホイールはホログラム45KNOTが付いています。
走り始めたときの印象はとてもスムーズな乗り心地だと感じました。
サスペンションのように衝撃を消す感じではなく、伝わる衝撃の角が取れたような感覚ですね。
いつもはゴツゴツと感じていた振動がコツコツ位に変換される感じです。
身体への負担は少なく、路面からの情報はしっかり伝わってくるのでスピードが乗る下りも安心してコントロールに集中できました。
巡航中はエンデュランスバイクと聞いて想像するようなかったるさはなく、スムーズにスピードが乗る気持ち良い加速感です。
個人的な感覚ですが、数世代前のレースバイクと遜色が無いのではと思ってしまうほどでした。
登りではダンシングを使ってパワーで押し切るような登り方よりも、シッティングで淡々とペダルを回す感覚がとても楽しいバイクですね。
路面状態を気にする事無く気持ちよく踏んでいけるので、気が付くと後続を置いていっていたなんてこともありました。
今回のコースではいくつか峠を越えましたが、景色を楽しみながらペダルを回しているとこのままどこまでも行けそうだななんて思えてきます。
正直本当に必要なのかと思っていたスマートセンスですが、個人的にはアリだなと感じました。
特に後方から接近する車両を知らせるレーダーが峠の登りで大活躍してくれました。
いつ、どんなスピードで車が接近するのかわかるので、ヒヤッとする回数が減り疲労感も軽減した気がします。
フロントライトは思ったよりも配光が横に広く、日没後も街灯が無い道でなければ問題無く使えそうです。
途中あえて荒れた路面に突っ込んでみたのですが、何事もないように安定していたのは驚きました。
ライトなグラベルバイクとしても楽しめそうで、良く進むエンデュランスバイクという一言では片付けられない可能性を感じました。
ロングライド用とグラベルライド用、2種類のホイールを用意して気分に応じて使い分けるのも良いななんて妄想をしてみたり。
次はどんな遊び方をしようか、そんなことを考えるのがワクワクするバイクだと私は思います。
しかし、どんなに言葉で伝えてもこのバイクの良さは実際に乗ってみてこそ感じるもの。
そんなシナプスの試乗会を開催いたします!
詳しくは下記ブログをご覧ください。
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