2023.Jun. 19
コロナ禍以来、本来の予定通りに商品が入って来ないというのは珍しい話ではないんですがその中でもこのバイクは別格でした。
当初は2021年の秋ごろ入荷するはずだったのが半年伸び、一年伸び・・・
気づけば注文からまるまる2年。ひょっとして永遠に来ないんじゃないかと思っていたところ、先日ついに入荷しました!
■Topstone Neo 5 ¥600,000-(税込)
パワフルなeMTB用ユニットを搭載したモンスターグラベルバイクというコンセプトで人気を博したTopstone Neo Carbon Lefty。
今期はLeftyモデルは展開されず、代わりにカーボンリジッドフォーク+アルミフレームのこちらが販売されます。
今のところ全サイズご用意可能です。
Leftyモデルの方がかなりガチめのグラベルバイクだったのに対して、こちらはもう少しライトな仕様。
eロードバイクとしても楽しめますし、もちろん軽めのグラベルもOK。
守備範囲はむしろ広がっていると言えるので、ebikeにオールラウンドさを求める方にはピッタリの相棒になると思います。
アルミのTopstoneがベースなのでフォークはLeftty Oliverではなくリジッド、後ろ三角にはキングピンがありません。
加えてフレーム材もCAAD13と同じC1アロイ(ノーマルTopstoneはC2)なので、車体重量は非常に軽量に仕上がっています。
実測重量は後述。
タイヤもLeftyでは650×42のブロックタイヤだったのが、こちらは700×36のスリックとなっています。
舗装路での走行も念頭に置いたセッティングと言えるでしょう。
チューブレス化も可能なので、納車前の施工をご希望の場合はお申し付けください。
ユニットはBoschのPerformance Line CX。
最大85Nmのトルクを誇るハイパワーユニットで、適法の範囲内では国内最強クラスのパワーです。
これを搭載している点がこのバイクの大きなセールスポイント。
原材料の不足から一時期400wh仕様だったバッテリーですが、このバイクではしっかりと500Whの物を装備。
車体から取り外しての充電も可能です。
コンポーネントは11速のGRXのフロントシングル仕様となっています。
ちょっと面白いのはフロントのローター径が180mmと、ロードやグラベルとしては大きめになっていること。
おかげで制動力はかなり強力。
ebikeのブレーキは普通よりも制動力が求められるので、今後eロードではこれが一般化するかもしれませんね。
それとキックスタンドの取り付け台座が設けられているのもユニークな点。
ebike用の強めのスタンドをボルトオンでスッキリと取り付けることが出来ます。
実はebikeにキックスタンドを取り付けたい需要は結構あるんですが、それが難しいケースも結構多いです。
このバイクのように台座があるのは大変助かります。
Mサイズ完成車の実測重量はこんな感じ。(ペダル・バーテープなし)
Perfomance line CX搭載でこの重量というのはすごいです!
ちなみにTopstone Neo Carbon Lefty 3は18㎏ちょいでした。
それでもBOSCHユニット搭載のebikeの中では軽量な部類ですので、このバイクの軽さがお分かりいただけるのでは。
軽量なうえにジオメトリもしっかりしてるので、アシストがなくてもかなり走れちゃうバイクです。
もちろんパーツのアップグレードで更なる軽量化も可能。
話は変わりますが、このバイクと同じくらい再入荷が待ち望まれているQuick Neo(税込¥400,000-)も間もなく入荷予定です!
順調にいけば今週末には店頭に並べられるかも?
SとLは予約完売、Mサイズのみ少量入荷と言った状況なので、ずっと狙っていたという方は事前にご連絡頂いた方がいいかもです。
お客様の安全とスタッフの健康状態を保つ為、何卒ご理解とご協力の程よろしくお願いいたします。