PARTS & ACCESSORY


Topstone Carbon用に650Bホイールを組みました

2020.Sep. 1

Topstone Carbonのホイールを交換したいとなった際、ネックとなるのがキャノンデール独自のAIオフセット構造です。ショートなチェーンステーによるキビキビ感、ワイドなタイヤクリアランス、スポークテンションバランスの均等化と言った計り知れないメリットをもたらす画期的な構造ですが、後輪にはセンターを6mmずらしたホイールが必要となります。

 

一応市販の完組ホイールでもセンターをずらせば使用可能ですが、6mm(正確には3mm)もセンターをずらすのは躊躇われます。650のタイヤを履かせてグラベルを思い切り走り回りたい、そんな夢を抱くTopstone Carbonオーナーの方は手組ホイールで行くのがベストです。

折よくお客様からご注文を頂いたので組んでみました。

 

今回使ったのはこちらのハブとリム。

 

ハブはシマノのGRXに属するHB-RS470とFH-RS470。正直地味で見栄えがしませんが(失礼)、カップアンドコーン採用で優れた耐久性やメンテナンス性の持ち主です。品質の割に非常に安価で、シマノらしい質実剛健なハブと言えます。

 

リムはWTBのKOM Light。650×47と言った定番の太さのタイヤを履かせるのにベストなリム幅とされていて、Stan’sのCrestと人気を二分する定番のグラベルリムです。もちろんチューブレスにも対応。

 

入手性と耐久性を考慮して穴数は32H、スポークはDTチャンピオン(黒)を使用しました。

かかった費用は下記のような感じです。

・HB-RS470・・・¥2,455-

・FH-RS470・・・¥4,621-

・KOM Light×2・・・¥22,000-

スポークを含めておよそ税抜4万円弱。ハブの金額によるところも大きいですが、手が出しやすい金額に収まるのも手組の魅力です。

なおホイール重量は前後で1,791gでした。

 

装着ビフォーアフター。上が標準の700×37タイヤ、下は今回のホイールに650×47のタイヤを履かせた図です。

真横からの写真しか撮らなかったのが悔やまれますが、タイヤが太くなった分見た目の迫力がかなり増しました。オーナー様によれば「あるべき姿になった」とのこと。確かにおさまりが良く感じます。

 

ちなみにタイヤはフロントにWTBのVENTUREを、リアに同社のBYWAYをチョイス。お気付きの方もいるかもしれませんが、これはTopstone Carbon Leftyと同じ構成です。フロントは小さめのノブ付き、リアはセンタースリック、舗装路・グラベルライドを問わない走りの軽さと、オフロードでのそこそこのグリップが得られます。

 

一般的にグラベルバイクにスピードを求めるなら700C、楽しさを求めるなら650Bがベターと言われています。今回のホイールをオーナー様にお試し頂いたところ、楽しさが1.5倍になった!と大変お喜び頂けました。一方で漕ぎの重さなどデメリットは特に感じなかったとのこと。

感じ方は人それぞれかもしれませんが、650B化によって愛車の新たな魅力を再発見できることは間違いありません。Topstone Carbonにお乗りの方は是非650Bを試してみて下さい。

 

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