2022.Jul. 27
Topstone Neo Carbon Lefty 3をご購入頂いたお客様からドロッパーポストの装着をご用命頂きました。
折角なので作業の模様をお届けします。
使用するドロッパーポストはクランクブラザーズのHighline XC。
フレームサイズやサドル高にもよりますが、Topstone Carbonにはこれをオススメすることが多いです。
理由は後述。
レバーは何でもいいんですが、今回はPNWコンポーネントの「CXドロップハンドル用レバーキット」を使います。
なぜPNWなのかというと我々が好きだからです。
模様がカッコいいんですよね。
いよいよ作業開始。
まずはユニットを外すところからスタートします。
写真はクランクとカバーを外したところですが、それぞれのポートにどの端子が刺さっていたかは絶対に覚えておかないといけません。
間違えるとドライブユニットが破損する可能性があるとのこと。
この後にユニットを固定しているボルトを抜いていきます。
ユニットが外れました。
重いので作業者の手がプルプルしています。
ちなみにユニットは外す時よりも戻す時の方が大変で、結構な時間を要しました。
ボルト類はBoschの指定のトルクで締める必要があり、場所によっては締める感触がわかりにくいのでトルクレンチ必須です。
バッテリー台座も外して、ダウンチューブ内はドンガラにします。
この中にドロッパーのケーブルを通していきます。
取付完了しました。
KIOXの取り付けはユニットを外さなくても何とかなりますが、ドロッパーはユニットを外さないと無理ですね。
その場での対応は難しいので、ご依頼頂いた場合は車体お預かりとなります。
何卒ご容赦ください。
Highlineをおすすめする理由ですが、全長が非常に短いモデルがあるからです。
というのもTopstone Carbonのシートチューブにはキングピンがあるので、シートポストをあまり深く挿しこむことが出来ません。
その点Highlineの一番短いモデルならよほどのことが無い限りポジションが出せます。
短いとは言ってもトラベル量は60mmなので、グラベル用のドロッパーとしては十分なストロークです。
サドル高を高めに設定している方だとミニマムインサートを超えてしまう可能性があるので、その時は別のドロッパーを使用します。
この辺がドロッパーポストの難しいところです。
いずれにしてもドロッパーを選定する際はサドル高がある程度定まっている必要がありますので、お悩みの際はご相談ください。
店頭在庫のTopstone Carbon Lefty 3も残すところMサイズ1台のみとなりました。
この1台で今期分は終了となりますので、ご検討されている方はどうかお見逃しなく!
お客様の安全とスタッフの健康状態を保つ為、何卒ご理解とご協力の程よろしくお願いいたします。
当面の間、毎週木曜日の定休日に加え第1・3水曜日(祝日は営業)を休業日とさせて頂きます。
詳しくはSHOPカレンダーにてご案内させていただきます。
ご不便をお掛け致しますがご了承の程よろしくお願い申し上げます。