2021.Apr. 6
もうサムネイルでネタバレしちゃってますけどTopstone Carbon Lefty 3をフラットバー仕様でご納車させて頂きました。
Topstone Cabonのレフティーモデルをフラットバーで組むのは当店でもこれが初めてです。フロントサス付きのグラベルバイクをフラットバーにする・・・いやいや、言いたいことはわかりますよ。
他社から同じようなサス付きフラットバーグラベルバイクがリリースされた時、海外でも同様に突っ込まれていました。それってMTBじゃんと。
しかし乗ってみるとこれが面白い!ハードテイルのXCバイクとグラベルの中間みたいな独特の乗り味です。ストリートでの軽快感とオフロードでの攻めっ気が絶妙にミックスされた非常に楽しいバイクに仕上がりました。これはベースとなっているTopstone Carbon Leftyのポテンシャルによる所も大きいのではと思いますね。
そんなFun To Rideなバイクの性能を最大限に引き出すべく、様々なアップグレードを敢行。こだわって選び抜かれた珠玉のパーツの数々を組み付けていくのはとても楽しかったです。
肝となるハンドルバーはENVEのM6をチョイス。クランプ径31.8、25mmライズと振動吸収性にも期待できるプロファイルです。
標準幅の780mmではさすがに長すぎるので、ほどほどの長さにカットしてあります。
合わせるグリップはBROOKSのレザーグリップ。オシャレ!
お客様はこのバイクのためにBROOKSのレザーサドルを育てている真っ最中だそうです。インストールする日が楽しみですね!
ブレーキ系統はMAGURAのフラットマウント用MT4へと一式交換。
みんな大好きなMAGURA。自分もMTBでは愛用しています。
減速するのが楽しいと思えるブレーキはMAGURAくらいかもしれません。
突出したコントロール性能の高さと強力な最大制動力。その両方を兼ね備えているのがMAGURAの最大の美点です。
グラベルセクションはもちろん、街乗りでもその性能に助けられることは多いはず。
ホイールも組み換えです。フロントはレフティーでリアはAIオフセットなのでここは当然手組み。
リムは定番のStan’sのCrest MK3。当店でもよく使うリムですが、リム重量の軽さ(341g/27.5″)や継ぎ目の処理の綺麗さなど、価格に対するクオリティが半端ではありません。
穴数は28。流通しているものは32Hがほとんどで実は28Hはかなりレアです。今回も入荷までにかなりの時間を要しました。
ハブについてはフロントは純正を流用、リアはホワイトインダストリーズとしました。長時間の酷使に耐える耐久性、作業性の良さ、ポリッシュシルバーの美しい外見と三拍子そろった素晴らしいハブです。
日本でももっと人気が出ればいいのにと思うブランドですが、知る人ぞ知るという位置づけがプレミアム感を生んでいるような気もするので難しい所ですね。規格の関係で今回はインストールを断念しましたが、同社のクランク等もすごく良いですよ。
そんなわけで思いついても実行する人は少ないであろうカスタムのお手伝いをさせて頂きました。
今まで行けなかった場所に連れて行ってくれるバイクだと思いますので、思う存分新しい世界を開拓して頂きたいと思います。
この度はありがとうございました。
お客様の安全とスタッフの健康状態を保つ為、何卒ご理解とご協力の程よろしくお願いいたします。
2月1日より当面の間、毎週木曜日の定休日に加え第1・3水曜日(祝日は営業)を休業日とさせて頂きます。
詳しくはSHOPカレンダーにてご案内させていただきます。
ご不便をお掛け致しますがご了承の程よろしくお願い申し上げます。