2019.Nov. 25
エアロダイナミクスという新たな武器を得て躍進を続けるSupersix EVOとCAAD13。
そのエアロ性能の一端を担うのが、一新されたD字断面形状のKNOTシートポストです。
ミドルクラスのグレードにアッセンブルされているものはアルミ製ですが、ハイエンドグレードにはカーボン製の物が奢られています。
例えばCAAD13のForce etap完成車や・・・
EVO Hi-Modに付いて来るシートポストはカーボンです。
カタログ上の名称は「All-New Hollowgram 27 SL KNOT Carbon Seatpost」となります。(長い・・・)
シートポストの空力面における効果は諸説ありますが、KNOTカーボンシートポストの魅力は空力だけではありません。
一つは軽さ、もう一つは快適さです。
まずは重量から見ていきましょう。
こちらはCAAD13に付いて来るアルミのKNOTシートポスト。
重量は262gで、完成車のシートポストとしては悪くない重量です。
対してこちらがカーボン。長さはどちらも330mmだというのにどうでしょう、この重量差。
一般的にシートポストは200gを切れば十分軽量と言われていますが、それを遥かに下回る軽さです。
しかもサドルのヤグラはポピュラーな2本締めを採用しています。
軽量化マニアの方ならわかるはず、この100gの違いがどれほど凄いのか。
サドルなどもそうですが、重心から高い位置にあるものほど軽量化の恩恵は大きいです。
ダンシングで車体を振った時などは如実に感じます。
もう一つの特徴はヤグラの下のくびれ。
SYNAPSEについているSAVEシートポストと同様の効果を狙ったものです。
SAVEポストへのアップグレードはCAAD12の定番カスタムだったので、その振動吸収性能は多くの方が知っているのではないでしょうか。
エアロ形状のシートポストは真円の物より乗り心地が劣る傾向にあるので、その点でもKNOTカーボンシートポストへのアップグレードは効果が大きいです。
セットバックはスタンダードな15mmの他、0mmの展開もあります。
さて、気になるお値段ですが・・・なんと¥23,000 (税抜)!
破格のお値打ちプライスです。
CAAD13や新型EVOにお乗りの方は全員このシートポストに変えるべきと言っても過言ではない、それくらいコスパに優れたアイテムだと思います。
なくなってしまう前に早めの確保をお勧めします。
フィッティングサービス受付中!
詳細はこちら
2019.Nov. 8
長かった夏もいつの間にか過ぎ、雨続きの週末を経てレースシーズンも終盤戦となった昨今。朝晩は冷え込むようになりましたがまだまだライドに気持ちいいシーズン。皆様にはまだまだ楽しみ倒していただきたいのですが、頭の片隅に置いておいていただきたいのがオーバーホール。
普段のメンテナンスでは手の届きづらい回転部分、例えばBBやヘッド、プーリーなどの回転部分は定期的に見ておかないと手遅れな状況に陥っていることがございます。
走行距離や環境にもよりますが、1年から2年に一度はオーバーホールをおすすめしております。特に雨天での走行が多い方はお早めの施工をご検討ください。外見に問題が無くとも思ったより傷んでいます。

キャノンデール横浜ベイサイドでは随時車種を問わずオーバーホールを受け付けしております。他店で購入されたバイクでも大丈夫です。
オーバーホール後の車体のカチッとしたフィーリングは、新車に乗り換えた時の感覚を思い出させてくれ、気持ちよくライドを楽しめるようになりますよ。

〈作業内容説明〉
・車体お預かり前に車両の確認をおこない、作業手順、交換パーツの提案/見積もりをさせて頂きます。
・オーバーホール時にパーツアップグレードをされる場合、取付工賃は発生しないのでお得です。
・フルオーバーホールでは、お預かりした車体の部品類を全て取り外し、点検、分解、洗浄をおこないます。
・ワイヤー・バーテープは基本的には新品を使い組み付けをおこないます。
納期は大体ですが2週間程となります。

そしてROADだけではございません。MTBもバッチリお任せ下さい!!
MTBの場合はフルサスのピヴォット部や、前後サスペンションのメンテナンス分が上記基本工賃にプラスとなりますのでご注意ください。
もちろんご愛用のHEADSHOCKやLEFTYも!
車体のメンテナンスと平行してCANNONDALE JAPANにてオーバーホールを実施。
※年式、モデルによってはサービスが終了したモデルもありますのでご了承ください。
交換するパーツ、アップグレードするパーツ、お見積もり等ご相談承ります。
まずはスタッフまでお気軽にお問い合わせください。
2019.Oct. 21
2018~2019における大ヒット商品のFABLIC LUMARAYが再入荷しました!
商品名がLUMARAY V2となっている通り、最大45ルーメンだったのが60ルーメンになったり、WAHOO互換のアダプタが付属するようになったりと地味にパワーアップしています。
GARMINユーザーのみならず、WAHOOやパイオニアのサイコンをお使いの方にもご利用頂けるようになったのは素晴らしいですね!
サイコンとマウントでサンドイッチするのが本来の使い方ですが、最近では下側にも爪のついたガーミンマウントが増えてきているので、それを利用して取り付けるのもいいと思います。
特にSYSTEMSIX等に採用されているSAVEハンドルバー付属のガーミンマウントにはこのやり方がおすすめです。
キャノンデール乗りには嬉しいキャノンデール製ガーミンマウントもご用意があります。
下側の爪こそありませんが、22gと非常に軽量。樹脂製なのでオス側を痛めにくいです。
キャノンデールライダーの方はご一緒にいかがでしょうか。
■FABRIC LUMARAY V2・・・¥4,000 (税抜)
■CANNONDALE コンピュータマウント・・・¥1,500 (税抜)
フィッティングサービス受付中!
詳細はこちら
2019.Oct. 15
去年から登場しているエアロヘルメット「INTAKE MIPS」のノンMIPSバージョンが登場しました。
MIPS搭載ヘルメットながら驚異的なバリュープライスで業界人の度肝を抜いたINTAKE MIPSからMIPSを省き、更なるコストカットを実現。
価格は驚きの¥6,900 (税抜)となっております。
カラー展開はブラック、ホワイト、ネオンイエローの三色。
被りはやや浅めですが、その分閉塞感が少ない印象でフィット感は良好です。
流石に何万円もするようなハイエンドモデルに比べると調整機構がシンプルですが、裏を返せばセッティングで悩まなくて済むということでもあります。
とにかくこの価格できちんとしたヘルメットが手に入るという所がポイントです。
例え街乗りオンリーだとしても、ヘルメットを被っていた方が良いのは間違いありません。
神奈川県では10月より自転車保険が義務化されていますが、ヘルメットを着用中の事故のみを対象とするような特約もあります。
これを機にヘルメットを買ってみようかなという方は、ぜひINTAKEを試してみて下さい。
2019.Oct. 7
モデルチェンジした新型QUICKや、今年から新登場したTREADWELLには、GARMINと共同開発の高機能スピードセンサーが標準で付属しています。単体で買うと税抜7,000円となかなかの高級品です。
他社製のGPSサイコン等とペアリングはもちろん、無料でご利用頂けるキャノンデールアプリでスマホをサイコンの代わりにすることも可能。
このアプリが優れもので、スピードや走行距離などはもちろん、アクティビティの記録や距離に応じたメンテナンスの勧告を行ってくれたりします。
スマホの固定はよくある自転車用スマホホルダーでもいいのですが、SP CONNECTというブランドの製品を用いると非常にスマートに取付できます。
特にTREADWELLやQUICKシリーズはSP CONNECTを利用する前提のステムが装着されているので使わないのは勿体ない!
取付には下記のアイテムが必要となります。
まずはこちらのステムマウントが必要。
とはいっても多くの車種で標準で付属してきます。
後述のユニバーサルマウントのセット内容にも含まれています。
そしてこちらのスマホケース ¥3,590 (税抜)。
iPhone各種に対応するラインナップがあります。
付け方は非常に簡単。
ステム上にあるゴムキャップを外して・・・
空いているネジ穴を使って前述のステムマウントを取り付けます。
スマホケースの裏側にはマウントと合体する為のコネクトが成型されていて、マウントの上に乗せて90度捻ると固定されます。
ガーミンなどの高機能サイコンと同じような固定方法ですね。
小気味よい感触でカッチリと脱着できます。
ちなみにこのステムは単体販売もされています。
BADBOYやTRAILシリーズにお乗りの方はいかがでしょうか。
現状ではケースはiPhone用しか販売されていないのですが、それ以外の機種の場合はキャノンデールが販売しているユニバーサルなコネクトをご利用頂けます。
両面テープで接着する後付け用のコネクトです。
両面テープって大丈夫なの?と思うかもしれませんが、恐ろしく強力なテープなので固定力に不安はありません。
これを手持ちのスマホケースもしくはスマホ本体に接着します。
コネクトは最も厚い部分でも3ミリほどしかなく、出っ張りも少ないです。
スマホをポケットに入れてもほとんど違和感は感じないと思います。
SP CONNECTのラインナップには車のエアコンに固定するための台座などもありますので、コネクトを付けておけば自転車以外の用途に対応できるのも嬉しいポイントです。
普段使いでご利用頂く事が多いTREADWELLやQUICKシリーズですが、こういったアイテムを使う事でライドが更に楽しくなり、日常生活に花を添えることが出来ますよ。
TREADWELLや新型QUICKをこれからご購入される方や、既にお乗りの方はぜひSP CONNECTでスマホをマウントしてライドをお楽しみください。
2019.Sep. 10
2020年モデルのフレッシュなバイクが続々と入荷しており、キャノンデール横浜ベイサイドも活気づいています。
そんな中、ニューモデルと並んで新アイテムも入荷しました。

◆ 【左】WHEEL SENSOR ¥7,000-(税別)
【右】WHEEL SENSOR MOUNTS ¥1,800-(税別)

以前からお問い合わせの多かった、キャノンデールの完成車に装着されているホイールセンサーの単品が入荷しました。
GPSコンピューターの先駆者「GARMIN」とキャノンデールの共同開発とのことで、信頼性は十分です。通信規格はBluetoothとANT+に対応しています。そしてボタン電池CR2032で駆動します。
専用アプリとセンサーを非常に簡単な方法で連携させれば、走行距離や時間などの様々な情報を閲覧できるようになります。頻繁にアプリと連携せずともセンサー自体が約900時間分の走行データを記録してくれるので、気が向いたときに連携させればOK。自転車をトレーニングとして使うストイックな方以外でも十分楽しめる物となっています。
税抜¥7,000-のホイールセンサーセットにマウントも同梱されています。画像右のセンサーマウント単体は、センサー付きの完成車のホイールを変更する時などにご使用ください。
◆ HEX KEY SET ¥2,500-(税別)

サドルをメインにスタイリッシュで機能的なアイテムを提案し続けているブランド「fabric」からもNEW製品が入荷しております。
こちらはカラフルなヘックスレンチセット。

10mmから1.5mmのヘックスレンチに混じって、T25のトルクスレンチもセットになっているありがたい仕様です。
忘れたころに使うタイミングが出てくるトルクスレンチですが、使おうと思った時に無い!ということもこれで無くなってくれるはず。
高い耐久性を誇るバナジウム鋼を採用しながらお手頃な税抜¥2,500-となっています。おすすめです。
◆ 11 IN 1 MINI TOOL ¥3,900-(税別)

こちらも同じくバナジウム鋼を使用したマルチツール。サイドの輝くアルミボディがファブリックらしくて良いですね。
パウダーコートで強力に色付けされています。↑でご紹介しましたヘックスレンチセットと同じ色の組み合わせで塗られているので、ぜひセットでどうぞ。
◆ 【左】ALTAIR HEAD LIGHT ¥3,900-(税別)
【右】ANTARES HEAD LIGHT ¥2,800-(税別)

こちらはキャノンデールから新作ライト。
左はマイクロUSBによる充電のタイプ。少し横に広がるような照らし方をしてくれるので、100ルーメンとは思えない前方の確認のしやすさが魅力です。
右は単四の乾電池3本で駆動させるライトです。同価格帯で比べるとどうあがいてもバッテリー持ちは乾電池のタイプの勝ちです。また、単四乾電池が3本入っているように見えないシュッとしたデザインもなかなかです。乾電池ライトというのが周りからバレづらくなります。
店頭にございますので、ぜひお手に取ってお確かめください。
ご来店お待ちしております。
2019.Sep. 2
ロードバイクの情報がインターネットや雑誌などで毎日のように目にできるようになっている今、「フィッティング」という言葉を聞いたことのある方はかなり増えてきているのではないでしょうか。
ロードバイクを買う際に行うバイクのサイズ選定とは異なり、ライダーひとりひとりの身体的特徴に合わせてクリート位置からバイクの各部パーツの寸法・取り付け角度などなど、バイクのセッティングを出していく作業です。簡単に言うと「ポジションが出ている」状態にする作業ですね。

余計な力のかからない効率のいいペダリング、安定しリラックスした上半身、腕は力が抜け肘は軽く曲がり自由に動かすことが出来る。視界にも余裕が生まれ状況判断も容易に。
写真は女性のライダー。日本人女性がロードバイクを乗る場合、身長からどうしても制約が出てしまうことが多いですが、フィッティングを受けていただくことで男性顔負けのかっこいいフォームでライドしていただけます。
なかなかライダー個人で適正なポジションを探し求めるのは難しいですしトライ&エラーを繰り返す長い時間も必要です。
例えばサドル高。パワーメーターをお持ちでしたら判断もしやすいですが、「この高さが一番力を入れやすい」と思っているサドル位置はもしかしたらただ力んでしまっているだけかもしれません。
股下×いくつなどの数式も存在します。ある程度ベターなサドル高になるとは思いますが、股下の長さが同じでもライダーそれぞれ脛の長さ大腿部の長さのバランスまで同じでしょうか?足首の柔軟性は?シューズのサイズは?クランク長は?
当然これは全身すべてに言えることで、寸法だけ測ってもフレームサイズの選定には有効ですが【ライダーそれぞれに合わせたポジション】が出るわけがありません。
またフィッティングはレースをしている人が受けるものと思っている方が多いですが、どんなライダーが受けてもメリットがあります。ケガせず、痛みを感じることなくライドを楽しむためのベース作りとしてホビーライダーの方にこそフィッティングを受けていただきたいと思っております。

キャノンデール横浜ベイサイドでは【RETUL FIT】という有料のフィッティングサービスをおこなっております。
まずはじめに現在どのようにバイクを楽しんでいるか・これからどのように乗りたいか・将来的な目標・骨折やねん挫などケガの履歴などインタビューさせていただいて、バイクが本当にお客様の身体に合うようカスタマイズするために可動域や柔軟性など身体の状態を見させていただきます。
その後写真のサイジングバイクを使い3Dモーションキャプチャーにて体の動き方や角度などを正確に測定。ライダーにとって快適でパフォーマンスの高いポジショニングをおこなっていきます。
ちなみにデジタル計測にて行うRETUL FITが¥30,000-、アナログ計測にて行うフィッティングが¥20,000-サービス料金としていただいております。
どちらも最終的な出口はほぼほぼ同じになるはずですが、デジタル計測の方が体全身の状態・動き方の把握が早くて正確なので、ライダーの負担も少なくより適正なフィッティングが可能です。フィッティングの概要をデータでお渡しできるというメリットもございます。


2020 Cannondale SUPERSIX EVO、オーダーをいただいた際にパーツのカスタマイズのご相談と同時にRETUL FITを受けていただきました。
FITデータという確固たる根拠をもとにハンドル位置を決めました。たくさん入っていたスペーサーはあっさり無くしてコラムもカットしてさっぱりと。見た目もいいですし、機能的な面からも高さが決まっていればコラムは切るべきです。
ちなみにEVOのようにケーブル類がほぼ内装になるバイクですと後からケーブルの長さを変えるのはちょっと大変です。なので長さに余裕をもって組み立てることもありますが、その状態はあんまりかっこよくありません。

また購入のタイミングでパワーメーターも同時にご注文いただきました。カラーリングがばっちりなのは置いておいて、クランクの長さを決めるのにもフィッティングは有効です。パワーメーター付きとなるとそう買い換えられるものでもございませんのでぜひ根拠を持って選んでください。
いつフィッティングを受けたらいいか?というご質問をよくいただくのですが、なるべく早くとお答えしています。唯一ロードバイクに乗り始めたばかりの初心者の方にはビンディングシューズに変えるタイミングがちょうどいいかもしれませんとお答えする場合もございます。
フィッティングによりパフォーマンスは明らかに変わります。体力が同じならより速くより遠くまで快適に走れます。お悩みの痛みが減ればバイクに乗る時間を増やすことができるかもしれません。
フィッティング、ご相談はメールでもお電話でも店頭で直接聞いていただいても、スタッフまでお気軽になさってください。
2019.Aug. 25
2020年の新ロゴがあしらわれたボトルとケージが入荷しましたのでご紹介いたします。

2020年モデルに似合います。合わせていきましょう。

■ (左) LOGO GRIPPER BOTTLE 600ml ¥1,000-(税別)
■ (右) LOGO GRIPPER INSULATED BOTTLE 550ml ¥1,900-(税別)
非常に使いやすいシンプルなボトル。飲み口もシンプルな構造かつ大きいのでお手入れのしやすさは抜群です。グリッパーというだけあり、ボトルの首部分は多数の突起があり乗車中の操作でも滑りづらくなっています。

保冷タイプもございます。デザインは保冷であることを前面に主張しないので、今年のキャノンデールバイクに気兼ねなく合わせられます。

■ CARBON SPEED C CAGE ¥5,500-(税別)
こちらはカーボン製の軽量なボトルケージです。弾力と質感が絶妙なためとてもスムーズにボトルの出し入れが可能です。重量は28gとなっています。

■ NYLON SPEED C CAGE ¥1,500-(税別)
お手頃な樹脂製ボトルケージ。本来ブラックもございますが早々に売れてしまい画像には映っておりません。当然近日再入荷予定。重量は38gです。

レーシーな雰囲気だったロゴからゴシック体に近いシンプルなロゴへ変更されました。1990年代のキャノンデールのロゴに戻ったような印象も受けます。スポーツバイクブランドのロゴはほとんどが字を斜めに寝かせたイタリック体です。イタリック体のほうがスポーティな雰囲気やスピード感を感じますが、生まれ変わった新しいキャノンデールを同時に提案しているということでしょう。他に無いシンプルさがあるので個人的にこのロゴ好きです。

ロゴも車体も生まれ変わった2020年モデルの試乗会を9/7(土)、8(日)に開催いたします。ぜひこの機会に体感してみてください。
2019.Aug. 19
cannondaleの軽量なアルミコンポーネント「C1」グレードのステム・ハンドルをご紹介いたします。

◆ C1 ウルトラライトハンドルバー
¥13,000-(税別

幅は芯~芯400㎜と420㎜の2サイズからお選びいただけます。
ベース~ミドルグレード辺りに採用されているパーツに比べ、使われているアルミの材質が違います。また肉厚も薄い為非常に軽量なハンドルとなっています。
重量は400㎜のサイズのもので228gになります。
ちなみにCAAD13 105等に採用されているC3グレードの同サイズのものは310gです。なかなか大きな重量差ではないでしょうか。
シェイプはトレンドのコンパクトなベンドです。また下ハン末端とカーブ部分でほんのわずかに断面形状が変わっています。ここもキャノンデールならではの仕様。下ハンの握り部分が非常に手に馴染みます。
◆ C1 ウルトラライトステム
¥7,500-(税別)

サイズのラインナップは90㎜・100㎜・110㎜の3サイズ展開。角度は7度です。ただ100㎜のみメーカー完売となっております。
重量は90㎜のもので107g(付属のガーミンマウント抜き)と、こちらも超軽量です。
C3ステムは132gですので、C1に変更すると十分軽量化に繋がります。

そして、ステム先端から専用のガーミンマウントが付属するという嬉しい仕様。ハンドル前方にガーミンを配置して、走行中に視線が下に行き過ぎないマウントは必須です。またエアロハンドルを使用する際に、マウント類が装着しづらいことが多々ございます。その辺りの悩みを一挙に解決。
さらに、GARMIN取り付け部裏には着脱可能なDi2のジャンクションA、SM-EW90が取り付けられる台座が。
こうして細かいところに気が利いているのもいいですね。
黒地にグラフィックも黒ですので、キャノンデールのバイクでなくとも全く違和感を感じません。
もちろん交換の作業も承っておりますので、お気軽にご相談下さい。
ご来店お待ちしております。
2019.Jul. 29
2020年のキャノンデール・ロードモデルにアッセンブルされている「HOLLOGRAM KNOT WHEEL」についてご紹介いたします。
◆ HOLLOWGRAM SL 45 KNOT CARBON WHEEL


モデルとしては、
・SuperSix Evo Hi-Mod Disc Dura Ace Di2
・SuperSix Evo Hi-Mod Disc Ultegra Di2
に採用されています。
ちなみに機械式Dura-AceのSuperSix EVO Hi-Mod、CAAD13 Disc Force eTap AXSは、”SL”が付かないHOLLOWGRAM 45 KNOTを装備しています。
違いはスポークで、偏平か丸形断面かという点で、リム・ハブは同じです。SLではない無印の45 KNOTホイールは単品での販売はございません。
ただせっかく買うなら偏平したスポークのほうがいいですよね。

他社エアロロードに比べ高い空力性能をもつSystemSixの足元を支える「64 KNOT」ホイール。このKNOTホイールからSystemSixの開発は始まったようで、SystemSixのエアロ性能に大きく貢献しています。
そのKNOTホイールをオールラウンド向けのリムハイトに変更したのが今回の「SL 45 KNOT」ホイール。

リム内幅は21ミリ、外幅は最大の部分で実測32.4ミリと、KNOT 64と同じく幅は広めです。

こちらはVITTORIAのCORSA 25Cを装着した画像です。タイヤよりもリムの幅を広くし、斜めからの風の影響が小さくなるよう設計されています。
ホイールといえば重量、重量といえばホイール。ただ最近は重量よりも走りに影響を与える要素が沢山ありますが、参考程度に計測いたしました。
なお、ホイール単体でチューブレスリムテープのみ装着した重量となります。

フロントは740g。

リアは838g。
前後で1,578gとなりました。

ハブに関しては、信頼のDT SWISSとなっています。画像はシマノフリーですが、SRAM XDRフリーボディにも交換が可能です。
先日販売店向けの試乗会でいくつかのモデルに乗らせていただきましたが、SL 45 KNOT ホイールが装着されたモデルももちろんありました。
乗って感じた点としては、ワイドリムによる明らかなタイヤのヨレの少なさと路面追従性の高さ。現在内幅15ミリのリムに25cタイヤの私ですが、比べると接地感が増えつつタイヤの剛性が1~2段階上がったような感覚です。ホイールの剛性については、しなりすぎず突っ張りすぎず伸びやかな感触です。45ミリハイトということで、ハンドリングも重さを全く感じず実にニュートラルでした。結果むちゃくちゃ速いです。
持ってみて度肝を抜かれる軽さではないですが、ワイドリムによるメリットが非常に印象的で、重量以外に大事な部分を再認識しました。
今のところホイール単体での入荷時期は未定ですが、また入荷しましたらお知らせさせていただきます。KNOTホイールがアッセンブルされた完成車を検討されている方の参考になれば幸いです。