2022.Feb. 13
スマートセンスなどでデビューから話題を呼んでいる新型シナプス。
実際のところロードバイクとしてどうなんだろうと気になっている方も多いはず。
先日用意していた試乗車に乗ってみたので、その時の率直な感想を書いていきたいと思います。
試乗車のグレードはSynapse Carbon 2 RLEの日本未発売カラー。
新型アルテグラDi2にアルミホイールというパッケージングです。タイヤは30cが装着されています。
ルックスは先代に比べ若干スローピングが強くなったような印象。トレンドのドロップシートステーも採用されました。先代シナプスはフレームに横につぶした偏平チューブを多用していましたが、新型はそのような造形はあまり感じません。
エアロシェイプデザインがフレーム・フォークに採用されているようでエアロ・走りの性能も考えられています。
実際に乗ってみるまで正直舐めていたのですが、いざ乗ってみると30cのタイヤや、エンデュランスモデルという自分の中の先入観は一気に崩れました。
走り出してすぐにわかるほど乗り心地・走り心地共にとても滑らか。
粗いタイルのような路面でも、角が取れたというよりも大きい振動以外消えた感じです。
スーパーシックスエボやトップストーンカーボンでも用いられている、シートステーがシートチューブを押してしならせるという構造のおかげでしょうか。
フレームはもちろんですが、30cのタイヤも大きく働いてるのかなと思います。
私は普段25cを履いたロードバイクに乗っているのですが、快適性はその数段上のように感じました。
今まで重量が重くなるということで太いタイヤに抵抗があったのですが、乗ってみると自分が思っていたような悪さはありませんでした。
それでいてシッティングで淡々と回している時もペダリングは軽く、かったるさのようなものはありません。
ダンシングでのバイクの振りもシャキッとしており、フレームそのものの作りの良さを感じました。
快適なだけでなく、とても気持ちよく走る。これは非常に大切なことだと思います。
SuperSix EVOと比較すると、快適性や安定感はやはりシナプスの方が高くしっとりとした乗り味です。
コーナリングの鋭さやトルクを掛けて踏み込んだ時のかかりの良さや加速感はEVOに一歩譲るので、ご自身のスタイルと照らし合わせて選ぶといいでしょう。
今回シナプスを乗ってみてわかったのは、スマートセンスのようなハイテク装備以前に、ロードバイクとして良いバイクということ。
もちろんスマートセンスは画期的で素晴らしいシステムですが、やはり大事なのはそのバイクの素性だと思います。
新型シナプスご検討中の方はぜひキャノンデール横浜ベイサイドまでお越しください。スタッフが熱く語らせていただきます。
さっそく店頭に在庫ございますのでお気軽にお問い合わせください。
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