2019.Sep. 1
2020年モデルでひときわ目立つTopstone Carbonのシマノ 105仕様の車体をご紹介いたします。
インプレッション記事もございます。ぜひご一読下さい。
2020ニューモデルインプレッション~TOPSTONE CARBON~
■TOPSTONE CARBON 105 ¥275,000- (税抜)
近年多様化が著しいグラベル界ですが、砂利道やジープロードを楽しく走れるだとか、積載量を生かしてキャンプや旅行を楽しむといった要素は既に当たり前になっています。
現在各メーカーが模索しているのはその先です。
既存のバイクにプラスアルファを追加するブランドもあれば、全く新しいものを提案するブランドもあります。
TOPSTONE CARBONはいまだかつてない、全く新しいグラベルバイクです。
このバイクの最大の特徴はKingPinサスペンションと名付けられたリアトライアングル。
シートステーとシートチューブがアクスルピボットで接続されていて、上下のステーとシートチューブが従来よりも大きくしなります。
最大でなんと30㎜稼働するようになっています。
これに合わせてシートステーやシートチューブ下部はかなり大胆に扁平させています。
これまでSUPERSIX EVOやSYNAPSEなどに採用されてきたSAVEステーも同じような発想でしたが、ピボットを設けることでさらに積極的にしならせようということです。
これがもたらすのは大幅な乗り心地の向上・・・だけではありません。
むしろ注目するべきは既存のバイクをはるかに凌駕する後輪のトラクションです。
MTBのサスペンションと同様、しなったフレームには戻ろうとする力が常に働いていますから、後輪を地面に押し付ける力が普通の自転車よりも非常に強いんですね。
スリッピーな急坂で踏み込んだ時にずりっと滑ってしまうようなことは大きく減るでしょうし、バンピーな路面でも跳ねなくなったりする効果が見込めます。
もう一つの特徴はF-Siなどにも採用されているAIオフセットフレームデザインが採用されている事。
AI(アシンメトリックインテグレーション)とはドライブトレインを6㎜外側にオフセットさせたフレーム、ホイールのトータルデザインのことです。
この設計がもたらす恩恵はここでは語り切れないほど多岐に渡るのですが、その一つにチェーンステーを短くできるというのがあります。
チェーンステーが短いと何がいいのか。
非常にざっくり言ってしまうと、軽快感、加速、振り回しやすさなど自転車の「楽しさ」に関わる性能が向上します。
TOPSTONE CARBONのリアセンターは全てのフレームサイズがSYNAPSE CARBONと同じ415㎜。
700×40cまでのタイヤクリアランスを許容しているバイクとしては信じられない数字。グラベルバイク全体で見てもこのバイクよりショートステーなバイクというのは少ないと思います。
ロードバイクに比べるとモッサリした乗り味だろうなあと思って乗るといい意味で裏切られること間違いなしです。
走りの性能とは直接関係ない部分ですが、このTopstone Carbon 105にも今期多くのCannondaleバイクに取り付けられているGARMIN製のホイールセンサーが付属しています。
手持ちのサイコンとペアリングさせることも出来ますし、これと連動する純正アプリもご利用頂けます。
アルミのTOPSTONEとは全く異なる進化を遂げたTOPSTONE CARBON。
グラベルバイクとは思えない軽快感は舗装路・未舗装路を問わずライディングを楽しいものにしてくれます。
ドロッパーポストを取り付けて更なるオフロードに身を投じたり、多くのダボを生かしてウルトラロングライドの相棒にしてみたりと楽しみ方は様々です。
既にロードやMTBをお乗りの方も、セカンドバイクとしてTOPSTONE CARBONに乗ってみませんか。
きっと新しい世界が開けてくると思います。
キャノンデール横浜ベイサイドでは、9月7日(土)、8日(日)の2日間で試乗会を開催いたします。
12/7~12/8 CANNONDALE試乗会開催します!
試乗車の中にTopstone Carbonももちろんございます。この機会にぜひお試しください。
2019.Aug. 26
泣く子も黙るレーシングアルミ・CAAD13 Disc 105をご紹介します。
インプレッション記事もございますのでこちらもご覧ください。
■ CAAD13 Disc 105 ¥210,000-(税別)
好評のアルミディスクロード・CAAD13 Discは、前モデルであるCAAD12から大幅に進化しました。ディスクブレーキを装備し、振動吸収性が大きく向上しエアロ形状となりながらもフレーム重量の増加はほんの僅かに抑えられております。
具体的な部分では、フレームのシートステーとシートチューブの接合部のオフセットです。シートステーがシートチューブを押し、シートチューブがしなることで後輪からの突き上げを吸収しています。
シートポストも振動吸収性と空気抵抗の両立のため断面の形状がD型となっています。
純正ですとアルミ製ですが、カーボンのタイプもオプションでございます。軽量で振動吸収性も高まるのでアップグレードとしておすすめです。
コンポーネントはモデル名のとおりシマノ 105がアッセンブルされています。ディスクロード過渡期の頃に比べ、油圧ブレーキであることを感じさせないSTIレバーの形状がとても好印象です。
こちらのカラーリングはACID REDという鮮やかなレッドです。画像よりも実物のほうが圧倒的に発色が良いので、お色が気になる方はぜひご来店ください。お待ちしております。
こちらはMANTIS(カマキリ)という非常に渋いグリーンのカラーリング。
ACID REDとは対照的な落ち着きのある色ですので、どんな乗り方でも違和感なくなじみます。
ちなみにこのグリーンのCAAD13 Discは試乗車として店頭にございます。サイズは48となります。進化したキャノンデールのアルミロードをお試し下さい。
また9/7(土)・8(日)の2日間、キャノンデール横浜ベイサイドでは2020年モデルの試乗会を開催いたします。
この機会にぜひご参加ください。
2019.Aug. 24
2020年モデルとなり、さらに進化したQuick。今期はラインナップの全車種がディスクブレーキになるなどクロスバイクの新しいスタンダードとなるべき1台です。
Cannondale横浜ベイサイドに新入荷しましたのは、QUICK DISC 3。
ひと際目を惹く、街に映えるGOODなカラーリングが特徴の1台です。
2020 Quick Disc 3 ¥75,000-(税抜)
全4色展開のQUICK DISC 3ですが、今回入荷してきたのは「Chameleon」というカラーリング。近年トレンドでもあるマジョーラカラーのような、光の当たり具合・見る角度で色の加減が変わるというもの。
ベースが落ち着いたカラーなので、強い光の下でも派手になりすぎないところも、都市部での使用をメインとするQUICKならでは。写真でも十分きれいだと思いますが、実際にご覧いただくともっときれいですよ。
他ブランドのバイク含め、10万円を切る価格帯のバイクでこのようなペイントは珍しいのではないでしょうか。フレームやパーツだけでなく、当然塗装も費用がかかる部分です。性能ももちろんですが、たたずまいだけでも同クラスのバイクとは一線を画す仕上がりです。
QUICK DISC 3には新開発のキャノンデールアプリと一緒にご使用いただけるホイールセンサーも装備。ステムはSPコネクトマウントをボルトオンできるC3ステム。別売りしている「インテリジェントマウント&ハードウェア」(¥3,900-税抜 在庫ございます)こちらを使っていただければご納車の帰り道にはもうライドを記録したりと今お使いのスマートフォンでもライドを楽しんでいただけます。
フレームに描かれたグラフィックはリフレクターペイント。夜間はライトを使っていただきたいですがプラスアルファで安全性とファッション性を両立しています。
クラス最軽量のバイクである、SAVEシステム採用により乗り心地が非常にいい、ケーブル内装で油圧ディスクブレーキ、快適なライディングポジション、、など取り上げるトピックスはとても多いQUICKですが、モデルチェンジによりもっとも変化したのはスタイリッシュさかもしれません。
特にカメレオンカラーは実際にご覧いただきたい非常にきれいなカラーリングです。
街を走ったりワークアウトに使ったり、使い方を選ばない万能に使える新しいQUICKをあなたのスタイルで。
お問い合わせはスタッフまでお気軽にお申し付けください。皆様のご来店お待ちしております。
2019.Aug. 18
大きく刷新されたSuperSix Evoのディスクブレーキモデルで、即戦力のある最もコストパフォーマンスの高いモデルが入荷いたしました。
■ SuperSix EVO Carbon Disc Ultegra
¥390,000-(税別)
前作を大きく上回る性能が高い評価を得ているSuperSix EVO。そこにシマノ アルテグラのコンポーネントにカーボンリムのホイールがアッセンブルされているのが今回ご紹介するこちらのモデルです。
とにかくバランスの優れたフレームというのは旧SuperSix EVOから引き継がれ、軽さはそのままに更に振動吸収性が高まりエアロ形状となりました。もちろんディスク仕様となっており、SuperSix EVOの「オールラウンド」っぷりが他社を圧倒的に引き離しています。
35ミリハイトのカーボンリムを装備しています。平地での巡航性と軽さを活かした登坂性能を両立しております。インターナルニップル仕様となっており、ニップルが露出しないため空気抵抗の低さとスマートなルックスが得られます。
コンポーネントもコストパフォーマンスの最も高いシマノ アルテグラとなっています。
Goldfingerというギラギラしない程よいゴールドです。
サイドにはブラックとグレーのラインが入ります。ダウンチューブを上から覗くとシルバーの細いラインが3本。走行中はダウンチューブを見る機会が多いので飽きないラインの入り方が心をくすぐってきます。
トップチューブ上部にある6角形のバーコードですが、vuforia viewというスマートフォン用アプリで読み込むことができます。
フレーム内のケーブルルーティングやボルトの規定トルクなど、画面上に映る車体に合わせて表示されます。その他にもいろいろな情報を見ることができます。地味に見えてこれ、やってみるとむちゃくちゃ面白いです。
この完成車の状態でも比較的軽いですが、変える部分があるとすればシートポスト。アルミ製のシートポストが装着されているのですが、¥23,000-(税抜)のカーボンシートポストに変更するだけで大きく軽量化できます。また、カーボンになることで振動吸収性も高まりますのでシートポストのアップグレードはおすすめです。
店頭にて展示しております。そそられるカラーとスペックと価格。ぜひ現物をご覧下さい。
2019.Aug. 17
連日暑い日が続く2020年モデルが続々リリース中の今日、キャノンデール横浜ベイサイドでは2019年のマウンテンモデルが非常にお買い得となっております。
◆ HABIT 3 サイズ:M
¥390,000-(税別) → お問合せください。
フレームのフロントトライアングルはカーボン、リアスイングアームはアルミとなります。
サスペンションのストローク量は、フロントが130mm、リア120mmとなり、軽快に登って程よく下れるトレイルライドに最適です。もちろんドロッパーポストも装備しています。
ヘッドアングルを寝かし、フォークオフセットを長めにとる「アウトフロントジオメトリー」のおかげで粗い路面や下りでの安定性が向上しています。
また、27.5インチにしては短めの420mmのチェーンステーが車体の旋回性を上げています。
ピボットレスのリアバックが登りでのペダリング効率を上げ、軽量化にも貢献しています。
トレイルでの上り返しや自走で山へアプローチする際に、HABITの漕ぎの軽さはライダーの味方となるはずです。
マットカラーに一部グロスのペイントとなっており、とても良い質感となっています。
軽量な車体でかつ漕ぎも軽いので、トレイルを軽やかに駆け抜けるのがピッタリな1台です。
◆ F-Si Carbon 5 サイズ:S
¥250,000-(税別) → お問い合わせください。
F-Siは2019年モデルよりモデルチェンジを果たし、フレームが大幅にアップデートしております。ジオメトリーに関しては前モデルよりヘッド角を約1度寝かし、チェーンステイ長を短くすることにより下りでの安定性が向上しております。それに、カーボンフレームの利点である振動の減衰、路面追従性はキャノンデールの得意とするところでもあり下りの安定感の向上に一役買っています。
また、軽量だった全モデルからさらに軽量化に磨きがかかり、上りでのアドバンテージが生まれました。
ヘッドセットは、FSAのHead Block ヘッドセットが装着されております。ハンドルが180度以上回転しないような機構をもっており、例えば転倒時にハンドルのレバーがトップチューブを強打するといったことが無くなります。内部にゴムのバンパーが内蔵されているため、じわっとハンドルの切れが抑えられる感覚です。
シートクランプは内蔵で、裏側から4ミリの六角で締める形となります。見た目がスマートになる上、シートポストの出しろが増えるのでシートポストがたわみやすくなり乗り心地が向上します。
ドライブトレインは最新のコンポーネント、SRAM NX EAGLEを装備。リアスプロケットは10-50tの1×12システムのおかげで走行範囲が広がります。
ご紹介しました2台は、カーボンフレームながら異常なまでのコストパフォーマンスの高さを持っています。カーボンフレームならではの軽さ・剛性・振動吸収性をこの機会に感じてみて下さい。
在庫限りのお買い得な車体ですので、お早めにご検討ください。
2019.Aug. 16
モデルチェンジし、生まれ変わったSuperSix EVOは「世界最高のロードバイク」という命題で作られたバイクであるのならば、このバイクは「世界最速のロードバイク」という旗印のもと開発されたバイクです。
現在市場にあるバイクの中で空力抵抗が最も少ないロードバイク。
cannondaleの誇る最速のバイク「SystemSix」 EFも駆るチームレプリカカラーが入荷しております。
2020 SystemSix Carbon Ultegra Di2 ¥680,000-(税抜)
ツールドフランスなどのビッグレースを走っていたバイクの中でも、最も目を惹く鮮烈なカラーリングではなかったでしょうか。
RAPHAがウェアを担当するようになった2019年。既存のロードバイクとは一線を画すEFのチームカラーがセンセーショナルにデビューした際の事も記憶に新しいですよね。
ウェアも非常にかっこいいですが、SystemSixのカラーリングはエアロダイナミクスに優れたその造形をさらに際立たせるような印象があります。
ブルー、ネイビー、ピンクが入り混じるかのようなチームカラーが大胆にあしらわれています。ちなみに皆様お気づきかと思いますが、今期ダウンチューブに「cannondale」とデカールが入るのはこのチームカラーだけ。そんな点でも注目です。
さて、この「SystemSix Carbon Ultegra Di2」は最上位カーボンHi-Modフレームではありません。なのでHi-Modフレームのバイクと比較すると若干の重量増がございます。ただしcannondaleでは剛性など乗り味にかかわる部分は統一して作っているとのこと。
フレーム形状は世界最高の空力性能を備えたSystemSix。SystemSixらしい加速感とスピードが伸びていく走りは間違いありません。
KNOTハンドルバーやKNOT64SLホイールが空力の高さをさらに加速させています。深い前傾姿勢を取りやすいトレンドのショートノーズサドルはPrologo製。コンポーネントは信頼と実績のULTEGRA Di2と死角のない仕上がり。
こちらはホイールを縦方向から撮影したもの。
タイヤよりもリムの方が広いことが一目瞭然のワイドリム。これにより最高の空力を得られ、かつタイヤが広い状態で保持されることでタイヤ剛性も生まれます。リム表面は曲面になっており、ディスクブレーキでなければ成し得ない形状だということも言えるのです。(ちなみに従来のホイールのノリでタイヤを壁なんかに当て込んで立てかけようとすると、先にリムが当たってひやひやします。お気をつけください。)
世界最速を目指して作られたSystemSix。パフォーマンスの高さ・踏み込んだ時の進んでいく感覚・信じられないスピード・見た目から受ける印象とは裏腹な高い快適性。ここまではcannondaleのバイクなら当たり前。
あんまりかっこいいので色々書いてしまいましたが、良いバイクは実際に見ていただくのが一番です。
性能だけではないバイクが放つオーラ、キャノンデール横浜ベイサイドにて肉眼でご確認下さい。
2019.Aug. 13
cannondaleの2020年モデルで最も衝撃的なバイクといえば、「Topstone Carbon」でしょうか。フラッグシップモデルであるTopstone Carbon Force eTap AXSが入荷しましたのでご紹介します。
バイクの性格についてのインプレッション記事もございますので合わせてご覧ください。
■Topstone Carbon Force eTap AXS ¥595,000-(税別)
ドロップバーにレフティフォークという特徴的なモデル「SLATE」に引き続き、キャノンデールらしさが炸裂している「Topstone Carbon」。そのTopstone Carbonに、最新のコンポーネント界を牽引しているSRAMのFORCE eTap AXSをアッセンブルしたのが今回のモデルです。
シートチューブとシートステーの接合部にピボットを設け、リアトライアングルを積極的にしならせるような機構「Kingpinサスペンション」を搭載。
驚く程の路面追従性により、荒れた路面でも後輪が跳ねずにしっかりと地面を捉えます。
じつはテーパーではなくストレートコラムのフロントフォーク。リアバックの恐ろしいほどのしなやかさに合わせ、あえてストレートコラムとしてフロントフォークもマイルドに仕上がっています。
衝撃的なデビューを飾った12速無線変速のRED eTap AXS。コストパフォーマンスに優れる「FORCE」グレードにもeTap AXS仕様が追加され、より多くの方に無線電動変速を体感していただけます。
RED eTap AXSと違い黒を基調としたカラーリングとなっています。ブラック/レッドのTopstone Carbonとよくマッチしています。
フロントは46-33、リアは10-34というギアレシオとなっています。
リアスプロケットは比較的ワイドレシオですが、12速に刻まれたギア数により変速時のギア選びは思い通りとなります。
フラッグシップモデルですので、ホイールはHollowGram 22 カーボンリムを装備しています。22ミリハイトでリム内幅は25ミリ。チューブレスで使用した際に非常に調子が良さそうです。
振動吸収性が高まり軽量なSAVEカーボンシートポストが装着されています。シートポストが丸型断面ですのでドロッパーシートポストを装着できます。この汎用性の高さも嬉しいポイントです。
そのため、ドロッパーポスト内蔵用のケーブルラインも設けられています。
また、驚くことにケーブルをフレーム内に通す際の入口と出口がつながっており、アッセンブル時にケーブルを誘導したり交差して絡まる心配をする必要が一切無いんです。
Topstone Carbonに無線電動変速。とにかくストレスフリーなライドができる1台です。今までのロードバイクとは比較にならない滑らかなライドフィールは、グラベルに行かずとも十分楽しませてくれるはずです。
店頭に展示しておりますので、ぜひ現物をご覧いただければと思います。
2019.Aug. 11
デビュー以来注目を浴びているCAAD13 、我々の所でも納車ラッシュが続いています。
やはり皆さん仰るのはとんでもない乗り心地の良さと、しなやかさに由来する加速の伸び。
どちらもアルミでは得難い特性なので、シェイクダウンの際は皆様驚かれます。
CAAD13の乗り味に関しては先日のインプレッション記事も是非ご覧頂ければと思います。
さて、そんなCAAD13ですが国内展開モデルとしてはハイエンドにあたるSRAM FORCE ETAP仕様の車体が店頭に入荷しております。
■CAAD13 Disc Force eTap AXS ¥590,000 (税抜)
FORCE AXSのみならず、HOLLOWGRAM KNOT45カーボンホイールやSAVEシステムバーなどSUPERSIX EVOの上位グレードと同等の装備を奢られている一台です。
細部を見ていきましょう。
やはり真っ先に注目したいのはFORCE eTap AXS。
無線コンポーネントならではのスッキリした外見に加え、リア12速&XDRフリーボディがもたらすギアレシオはライバルに対する明確なアドバンテージです。
こちらのCAAD13に採用されている丁数はフロント48/35、リア10-33というもの。
従来のギア比で例えるなら52/36のクランクに11-34のカセットの組み合わせが近いです。
とんでもなくワイドなギアレシオですが、カセットは12枚ありますので飛び感をそれほど感じさせないのもポイント。
SRAM純正でパワーメーター付きのチェーンリングもラインナップされていますので、将来的にアップグレードすることも可能です。
ブレーキローターはロードバイク用に開発されたセンターラインXRローター。
スタンダードなセンターラインXローターと比べてアーム部分が大きくとってあり、より冷却性能に優れます。
1枚につき1万300円と、実は結構な高級品です。
ホイールはHOLLOWGRAM 45 KNOTを装備。
このホイールについても先日解説記事を執筆しましたのでご覧ください。
こちらは記事中で言うノンSL仕様となっております。
他のCAAD13と同様、タイヤは28cとなっております。(30mm幅のタイヤまで対応)
この他SAVEシステムバーやHOLLOWGRAM KNOTシートポストなど、SUPERSIX EVOのHi-Modと同等の装備がアッセンブルされています。
ハイエンドモデルだけあって相応の値付けではあるものの、アッセンブルされたパーツの数々を考えると非常にお値打ちな価格設定です。
特にeTap AXSに関してはアフターで買うよりも完成車を狙った方がお買い得なことが多いのですが、この車体はその好例ですね。
こんなに豪華なパーツで組み上げられるのも、CAAD13というフレームがそれに見合うポテンシャルを持っているからこそ。
CAAD13はここまでやる価値のあるアルミフレームです。
このグレードでしか拝めないシャンパンゴールドのカラーリングも物欲をそそります。
ぜひ店頭で実車をご覧ください。
皆様のご来店お待ちしております。
2019.Aug. 10
2020モデルよりフルモデルチェンジを果たし、大幅なアップデートを遂げた「SuperSix EVO」のフラッグシップモデルが店頭にございますのでご紹介いたします。
SuperSix EVOのライドインプレッション記事もございます。どのような走りをするのか、ご覧いただきイメージしてみてください。
■SuperSix EVO Hi-MOD Disc Dura Ace Di2 ¥1,050,000 (税抜)
とにかくバランスの優れたフレームというのは旧SuperSix EVOから引き継がれ、軽さはそのままに更に振動吸収性が高まりエアロ形状となりました。もちろんディスク仕様となっており、SuperSix EVOの「オールラウンド」っぷりが他社を圧倒的に引き離しています。
そして、キャノンデールにおけるハイエンドフレームの定冠詞である「Hi-MOD」。
極めて軽量でありながら非常に高い剛性を誇るプロチーム御用達のハイパフォーマンスモデルです。
その中でも最も高級なデュラエースDi2完成車。
さすがはフラッグシップだけあって、身にまとうオーラが半端ではありません。
カタログでは「ブラック」という素っ気ないカラー表記で側面がどんなデザインなのかいまいち不明でしたが、ご覧の通りゴールドの差し色が入ったデザインとなっています。
控えめながら存在感のあるゴールドが、グロスとマットを使い分けたブラック部分の高級感を引き立てています。
過去のEVOの特別設定グレード、BLACK INCを彷彿とさせるカラーリングです。
こちらもHi-MODグレードにのみ付属するHollowGram KNOT45カーボンホイール。
これについては後日詳しく解説しますが、素晴らしいスペックを備えた最新鋭ホイールです。
Hi-MODグレードにのみアッセンブルされるパーツにも注目です。
新型のHollowGram SAVE SystemBarは、扁平した形状で振動吸収性と空気抵抗の削減を実現。
一体型ハンドルと見紛うスマートなルックスと、ポジション調整の容易さをも兼ね備えています。
見た目からは想像もつかない整備性の良さもポイントで、現時点で最高のハンドル/ステムシステムと断言しても差し支えないのではないでしょうか。
重量わずか149gのプロロゴDIMENSION NACK。
近年プロ選手の使用率も急増しているショートノーズサドルですが、既にお使いの方はその良さをもうご存知だと思います。
シートポストは新型EVO共通のD型断面の細径エアロ形状ではあるものの、従来のSAVEシートポストと同様のくびれを設けてあり、突き上げのマイルドさを演出してくれます。
お約束の完成車重量を測ってみました。
高級パーツで組み上げられてはいますが、リスキーな超軽量アイテムは一切使用されていません。
それにも関わらずこの重量・・・しかもディスクロードですからなおさら驚きです。
なお、今回のフレームサイズは54となります。
2020キャノンデールロードの頂点がここにあり。
キャノンデール横浜ベイサイドでぜひ現物をご覧ください。
2019.Aug. 6
キャノンデールの2020年モデルでアーバンバイクといえば新モデルのTreadwellが好評をいただいておりますが、今年もあります、Bad Boy。キャノンデールのアーバンバイクとして定番のラインナップとなっているBad Boyは、フレームからパーツ類がほぼすべてブラックで統一され、キャノンデールMTBのアイデンティティである片持ちのレフティフロントフォークを持っています。
◆ Bad Boy 1
¥190,000-(税別)
片持ちフロントフォークにオールブラックという特徴的なBad Boyシリーズの中でも特に街乗りに特化させた装備となるBad Boy 1。ハンドル周りのごつさやフレームの形状など、機能・質感ともに最上級です。
奇抜なルックスながら、機能的な要素の多いBad Boyは都会を駆け抜けるのに最適なバイクです。
フレームのトップチューブのサイドにはラバーのバンパーが付いており、傷が付きずらくなっております。また、そのバンパーは反射素材でもあり、夜間にはスタイリッシュなリフレクターとしても機能します。
27.5インチ(650B)のホイールに40Cのタイヤを履かせ、乗り心地の良さと軽いハンドリングを両立しています。
Bad Boy 1のみ8段の内装ハブにベルトドライブでの駆動となります。チェーンではなくベルトですので、定期的な洗浄・注油は不要です。
そして、Bad Boyといえばこの内蔵ライト。Bad Boy 1と2に内蔵されています。前後ともUSB端子での充電式となっています。
◆ Bad Boy 2
¥99,000-(税別)
2019年のBad Boyでは最も人気の高かったBad Boy 2。こちらはギア周りが一般的なタイプで、2×9のドライブトレインとなります。ブレーキはもちろん油圧、内蔵ライトも搭載しており使い勝手は抜群です。今年のモデルからブレーキはシマノ製となり、信頼性が上がりました。
◆ Bad Boy 3
¥81,000-(税別)
お手頃価格のBad Boy 3は、シマノの2×8変速に油圧ブレーキという組み合わせ。ベースグレードとなりますので前後内蔵ライトはありません。2019年のBad Boy 3はブレーキが油圧ではなくワイヤー式でしたので、今年のBad Boy 3はお買い得です。
これから新たな移動手段として自転車をご検討されているのであれば、Bad Boyは非常に面白く、おすすめです。
店頭に展示しておりますので、ぜひ現物をご覧ください。ご来店お待ちしております。