2019.May. 19
昨今、店頭でもディスクブレーキのロードバイクについてご質問をいただく事が非常に多くなりました。皆様ネットや雑誌でディスクブレーキについて色々見聞きされていると思いますが、実際のところを聞きたいのかなと思ってお答えさせていただいております。
はっきり言います。ディスクブレーキいいです。
リムブレーキ仕様の同グレードのバイクと比較して若干バイク全体の重量は重くなりますが、それよりもメリットが圧倒的に多いのでディスクブレーキの広まりは今後さらに加速していくと思います。
輪行?全然問題ありませんよ。
SYSTEMSIXのようにディスクブレーキだからこそできる造形・エアロダイナミクスに優位があるバイクはもうなんの迷いもありませんが、CAAD12のようにリムブレーキとしても完成したバイクでもディスクブレーキは有効な選択肢です。
CAAD12 DISC 105はバルカングリーンというメタリックなグリーンのフレーム。ところどころにキャノンデールを象徴するグリーンも差し色として入るキャノンデールらしいルックスです。
リムブレーキでもアルミのバイクとは考えられない快適性を誇るCAAD12ですが、ディスクブレーキ仕様になる事でリアブレーキのブリッジが無くなるので後ろ三角はよりしなるように。快適性はリムブレーキ以上に高まっています。
ディスクブレーキのバイクでいい事(と私が考えること)の一つに「リムがオールブラックになる」というのがありまして、ブレーキシューの当たる位置がアルミ剥き出しのシルバーにならなくてもよいのです。ホイール周りがブラックになるとバイクが締まって見えカッコイイのです。
もちろんカッコイイだけではなく、ブレーキシューによるホイールへの攻撃がなくなりますのでホイールの寿命も長くなるでしょう。パッドやローターは交換が必要なのでメンテフリーというわけではありませんが。
2019モデルチェンジを果たした新型の105、R7000シリーズも非常に軽快です。コストパフォーマンスも高く仕上がっているのでライダーそれぞれの乗り方や目標に合わせてカスタムしてあげるのも面白いですね。
2019 CAAD12 DISC 105 ¥230,000-(税抜)
気づいている方も多いと思いますが、キャノンデールはロゴも変更になり伝統的な「グリーン」から脱却し始めております。今後グリーンが用いられるバイクは減ってくると思いますので、そんな観点からもCAAD12 DISC、今一度ご検討下さい。店頭で肉眼でご覧ください。