2019.Jul. 6
ついに新型SUPERSIX EVOが店頭入荷してまいりました。
リム、ディスクともに店頭でご覧いただけるようになっていますが、まずはリムブレーキモデルからご紹介致します!
■SuperSix EVO Carbon 105 ¥220,000 (税抜)
リムブレーキ版の105完成車です。2色あるうちのエメラルドというカラーが入荷してきました。
撮影者の腕と天気の影響で微妙な写りとなっていますが、深みがあってとても綺麗なエメラルドグリーンです。
ネオンイエローとミッドナイトブルーの2色の差し色が効いていて全然見飽きません。
先代よりも2万円お安くなっていますが、高級感はむしろ上がっている気がします。
ダイレクトマウント式のブレーキキャリパーを採用。
実はキャノンデールのロードバイクでダイレクトマウントが採用されるのはこれが初です。
普通のリムブレーキと比べると、握ったときのカッチリ感や制動力の立ち上がり方が全然違います。
さすがにディスクほどの絶対的な効きはありませんが、通常よりも強力な制動力は様々なシチュエーションで安全に寄与してくれるはず。
こちらの方が油圧ディスクよりもメンテナンスしやすいというメリットもあります。
特徴的な造形をしているヘッド部分。
ディスクブレーキ車の場合は手前側の部分にホースやエレクトリックケーブルが通るようになっています。
リムブレーキの場合はケーブル類はこの部分を通りません。
なので上の写真のような蓋が付きます。
スッキリしていていい感じ。
シートポストはカムテールデザインのD字断面となりました。
それ自体は珍しい形状ではありませんが、他社の同じような形のポストと比べて非常に径が細いのが特徴です。
しなやかなフィーリング・乗り心地の良さがEVO伝統の持ち味ですが、新型KNOT27シートポストは空力だけでなく快適性・柔軟性ともに旧EVOよりも進化しています。
ちなみにフレームとポストの間には微妙に隙間が空いています。
防水性はどうなのと思われるかもしれませんが、ちゃんとゴムシールがついてくるのでご安心を。
ディスクとリムブレーキが併売されると知った時、まずディスクありきでリムの方は、、、だったりするのかなと思っていましたが、その心配は杞憂でした。
真面目に突き詰めて作られたバイクだということは組んでる最中にしっかり感じられました。
ディスクブレーキに一本化するブランドが多い中、最新スペックのリムブレーキバイクはそれだけで貴重な存在と言えます。
とはいえやっぱりディスクブレーキが気になるという方も多いと思います。
ディスクブレーキ仕様のSUPERSIX EVOも既に店頭でご覧頂けますので、見比べた上でご検討されるのも良いのではないでしょうか。
どちらのモデルもタダモノではないオーラを発していますので、ぜひ店頭にてご確認ください。