2020.Jun. 12
モデルチェンジし、生まれ変わったSuperSix EVOが「世界最高のロードバイク」という命題で作られたバイクであるのならば、このバイクは「世界最速のロードバイク」という旗印のもと開発されたバイクです。
現在市場にあるバイクの中で空力抵抗が最も少ないロードバイク。cannondaleの誇る最速のバイク「SystemSix」、EFも駆るチームレプリカカラーがラスト1台となっております。
■2020 SystemSix Carbon Ultegra Di2 51サイズ¥680,000-(税抜)
ツールドフランスなどのビッグレースを走っていたバイクの中でも、最も目を惹く鮮烈なカラーリングではなかったでしょうか。
RAPHAがウェアを担当するようになった2019年。既存のロードバイクとは一線を画すEFのチームカラーがセンセーショナルにデビューした際の事も記憶に新しいですよね。
ウェアも非常にかっこいいですが、SystemSixのカラーリングはエアロダイナミクスに優れたその造形をさらに際立たせるような印象があります。
ブルー、ネイビー、ピンク、パープルが入り混じるかのようなチームカラーが大胆にあしらわれています。ちなみに皆様お気づきかと思いますが、2020年モデルでダウンチューブに「cannondale」とデカールが入るのはこのチームカラーだけ。そんな点でも注目です。
さて、この「SystemSix Carbon Ultegra Di2」は最上位カーボンHi-Modフレームではありません。なのでHi-Modフレームのバイクと比較すると若干の重量増がございます。ただしcannondaleでは剛性など乗り味にかかわる部分は統一して作っているとのこと。
フレーム形状は世界最高の空力性能を備えたSystemSix。SystemSixらしい加速感とスピードが伸びていく走りは間違いありません。
KNOTハンドルバーやKNOT64SLホイールが空力の高さをさらに加速させています。深い前傾姿勢を取りやすいPrologo製のショートノーズサドル、コンポーネントは信頼と実績のULTEGRA Di2など、パーツスペックは死角のない仕上がり。
こちらはホイールを縦方向から撮影したもの。
タイヤよりもリムの方が広いことが一目瞭然のワイドリム。これにより最高の空力を得られ、かつタイヤが広い状態で保持されることでタイヤ剛性も生まれます。リム表面は曲面になっており、ディスクブレーキでなければ成し得ない形状だということも言えるのです。(ちなみに従来のホイールのノリでタイヤを壁なんかに当て込んで立てかけようとすると、先にリムが当たってひやひやします。お気をつけください。)
世界最速を目指して作られたSystemSix。パフォーマンスの高さ・踏み込んだ時の進んでいく感覚・信じられないスピード・見た目から受ける印象とは裏腹な高い快適性。ここまではcannondaleのバイクなら当たり前。
あんまりかっこいいので色々書いてしまいましたが、良いバイクは実際に見ていただくのが一番です。
性能だけではないバイクが放つオーラ、キャノンデール横浜ベイサイドにて肉眼でご確認下さい。
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