2020.Sep. 23
歴史的な逆転劇で大興奮のうちに終わった今年のツールドフランス。我らがEFプロサイクリングはというと、エースのリゴベルト・ウランが一時は総合3位に入ったり、若手がステージ優勝を決めるなど大健闘。そして相変わらずEFのバイクはプロトンで一番カッコいいなぁと思いながら観戦する次第でした。
そう、今年のチームレプリカカラーはカッコいい!しかし去年のチームレプリカも同じくらいカッコよかった。できるなら去年のレプリカカラーを手に入れたいというお問い合わせは今でも多くいただきます。このSystemsixをご購入頂いたオーナー様もそんな一人。
そんなわけで店頭在庫としてたまたまご用意のあった2020年モデルのSystemsix Ultegraを納車させて頂きました。こちらのモデルはHi-ModではないスタンダードModのフレームにUltegra Di2やHollowgramの64mmハイトのカーボンホイールをアッセンブルしたコストパフォーマンスの高いモデルです。
納車に当たってはコラムカットやクランク長の変更を始め色々と手を入れさせて頂きました。サドルとハンドルの落差が程よい感じです。そしてタイヤとバーテープを変更したことで完成車の印象とは大きく異なる仕上がりになったと思います。使用したバーツは下記の通り。
タイヤは定番中の定番、コンチネンタルのGP5000。それも先日数量限定で発売されて瞬く間にメーカー完売となったツールドフランスのスペシャルエディションです。クリーム色のサイドウォールが目を喜ばせてくれるだけでなく、通常モデルよりも耐パンクベルトの幅が広くとってある特別仕様となります。
ちなみにこのタイヤ、僅かですがまだご用意可能です。お探しの方はお問い合わせください。
バーテープはENVE。そう、あのENVEがバーテープを出しているんです。これを使うとコクピットやホイールを軒並みENVEに変えたくなるという些細な欠点はあるものの、グリップ・クッション性・巻きやすさの全てに優れていることから店頭在庫のバーテープの中でも人気の逸品です。
色が白なのはオーナー様のこだわり。個人的に白いバーテープは男気の証明だと思っています。
ちなみにこちらがもともとの仕様です。雰囲気が全く違うのがおわかり頂けると思います。
カスタムもさることながら、Systemsixの地形を問わない驚異的な速さ、ルックスに似つかわしくない乗り心地の良さ。この2点に特に感動して頂けたのが嬉しかったです。後発のEVOに若干食われている感のあるSystemsixですが、数あるピュアエアロロードの中でも一頭地を抜くパフォーマンスを持っていることは間違いありません。これからもこのバイクで素晴らしいサイクルライフをお過ごしいただけることを願っています。
ところでこちらの2020 Systemsix Ultegra、店頭在庫として54サイズが1台のみご用意可能です。今回のカスタムバイクに心を動かされた方がもしいらっしゃったら、ご検討なさってみてはいかがでしょうか。
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