2020.Oct. 3
■Quick NEO ¥290,000-(税抜)
日本国内で展開するe-bikeの第一弾として、キャノンデールがQuick Neoを販売したのは去年の夏でした。当初販売されたエメラルドカラーはすぐに完売になり、現行のモデルは上の写真のラリーレッドとなっています。
そのラリーレッドも、現在Lサイズをわずかに残すのみでSサイズとMサイズは既に完売となっています。恐るべき人気ぶりに、いやが上にもe-bikeの市場への浸透を実感させられます。
一瞬でなくなったエメラルドグリーンのQuick NEOですが、実は当店に在庫があります。正真正銘最後の一台。サイズはLなので、身長170半ばから180半ばの方にちょうど良いサイズでしょうか。派手な赤より落ち着いたこっちの色の方が好ましいという方が多いのでは。
さて、Quick NEOをQuick NEOたらしめているのがキャノンデール独自のAIオフセット構造によるショートなチェーンステー。これのおかげでe-bikeにありがちな重さを感じさせず、キビキビとした挙動を実現しています。
Quick Neoの車体重量は大体16キロ後半くらい。大容量バッテリーを積んでいる割にはこれでも軽いんですが、さすがに普通の自転車と比べるとヘビーな感じです。ですが乗るとびっくりするくらい重さを感じません。自転車にとってジオメトリがいかに大事なものかよくわかりますね。
アシストが効かなくなる時速24キロ以上の速度域でも苦も無く巡行できます。
その秀逸な設計のフレームに組み込まれるユニットはBosch製のアクティブラインプラス。低回転でも大トルクを発生させるパワフルなユニットで、ペダルに足を乗せた次の瞬間から背中を押される感覚が味わえます。
前述の通りバッテリーはBoschのラインナップ中最も容量の大きい物を積んでおり、最大航続距離はなんと165キロ。しかも実際のライドではもっと伸びることが多いです。休日のロングライドにもバッチリ対応できます。
バッテリーを車体から取り外せして充電できるのもメリットです。
コロナ禍で自転車通勤を始める方が急増していると聞きますが、運動強度を上げずに走ることができるe-bikeは最も通勤に向いている自転車だと思います。スマートなルックスで街の風景に溶け込むQuick NEOでジテツウを始めてみるのはいかがでしょうか。
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