2022.Jan. 21
代表的なエンデュランスバイクのSynapse Carbonがついにフルモデルチェンジを果たしました。。
その全容はあまりにも情報量が多すぎて、どこから紹介した物か悩んでしまうほど。
ざっくりとトピックスを上げるとこんな感じでしょうか。
・フレームの柔軟性最大8%アップ、空気抵抗10%削減
・タイヤクリアランス35mm
・サイズに応じた最適な剛性チューニング
・BSA規格のBB、外付けシートクランプ、非完全内装のケーブルルーティン
・前後ライト/レーダー/バッテリーから成るインテグレーションシステム「Smart Sence」
それでは入荷してきたSynapseの具体的なスペックをご紹介していきます。
■Synapse Carbon LTD RLE ¥792,000-(税込)
こちらのモデルは数量限定のリミテッドモデルとなります。当店には51サイズが入荷してきました。
モデル名の最後のRLEというのは装備の内容を表していて、このモデルの場合はR=レーダー、L=ライト、E=エレクトリック(電動変速)を備えていることを示しています。
このリミテッドモデルが特徴的なのはGRXのDi2を装備している事です。
完成車ではあまり見ないGRX Di2ですが、ブラケットの握りやすさやブレーキレバーへの指のかけやすさは他のコンポでは味わえないものです。
ギア比も他のグレードが50/34・11-34のところ、48/31の11-34となっていて情け深い設定です。
登りが苦手という方には強い助けになってくれるでしょう。
ホイールもEVO Hi-Modの上位グレードに採用されているホログラムの45mmハイトのもの。
それに合わせるタイヤはWTB Exposureの30Cです。
30cですよ30c!エンデュランスロードもここまで来ましたね。もはやオールロードと呼んだ方が正しい気がします。
ホログラムホイールのリム幅は非常に広く、30cのタイヤでも見た目の違和感はあまりありませんね。
もちろんタイヤ・ホイールともにチューブレス化に対応しています。
注目のスマートセンス。
このグレードはハンドルがSAVE Systembarなので専用のマウントで取り付けられています。
ライトは前後ともLezyne製でフロントは350ルーメン、最大稼働時間20時間とのこと。
テールライトの下に付いているのがレーダーのセンサー。こちらはGARMIN製です。
GARMINからはVARIAシリーズというリアビューレーダーが出ており、仕様は違いますが基本的にはあれと同じ物です。
レーダーやライトの細かい設定はスマートホンのキャノンデールアプリから行います。
フロントライトの上にはレーダーディスプレイが付いていますが、ディスプレイの代わりに各種サイコン用のマウントを付けることも可能です。
GARMIN EDGEシリーズならリアビューレーダーと連動させることも出来ます。
詳しくは下記の動画をご覧ください。
ライトやレーダーの電源はダウンチューブのバッテリーから供給されています。
システム全体の充電はこのバッテリーひとつだけで済むというわけです。
現在のところDi2やサイコンの電源供給は出来ませんが、ポートには余裕があるのでもしかしたら将来的に可能になるかもしれません。
ちなみにこのバッテリーは取り外してモバイルバッテリーとしても使えます。
フレームカラーはこんな感じ。
先日ご紹介したTreadwellと同じくガンメタルグリーンが基本のカラーで、リア三角はシャンパンゴールドになっています。
どことなくブリティッシュグリーンな雰囲気で渋カッコイイ・・・
モデルチェンジしたNEWシナプスはエンデュランスともオールロードとも言える独自の進化を遂げました。
これぞまさしくレースに出ない全てのライダーのためのバイク。
新型シナプス、おすすめです。
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詳しくはSHOPカレンダーにてご案内させていただきます。
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