BIKE


【LAB71】 Supersix EVO インプレッション

2023.May. 20

完全に役得で、LAB71のSupersix EVOを少しの間お借りしていたので乗り回させていただきました。

見て触って乗って感じたことを忖度少なめにお伝えできればと思っております。

 

お借りしたのは正にLAB71らしい「最高」がアッセンブルされた完成車。

コンポーネントは92DURA、BBはLAB71印の刻まれたCeramic Speed。

エアロで上れる50mmハイトのHOLLOWGRAM R-SL 50ホイールに、GP5000クリンチャーは25c。

そしてそして、通称「MOMOハン」こと一体型SystemBarも搭載。

手にした感触が恐ろしく軽かったので私物のPD-R9100を取り付けて測ると7.2kgでした。

 

いやぁ、カッコいい。しびれました。

実車を見た方はみんな言いますがペイント最高です。ウチで撮った写真も悪くないと思いますが、肉眼で見るともっとカッコいいです。

遠目だったり夜間の写真は黒いバイクにしか見えないですよね。このペイントを味わえるのはオーナー様の特権ということでご理解いただけますでしょうか。

 

まず気づいたのはMOMOハンがカッコイイだけじゃないってこと。

取り付けられていたのはブラケット部で42cmのサイズ。ドロップ部はエンド付近の芯々で45cmほどにフレアしていました。

42は僕には大きくて(普段は40くらいを好みます)ドロップを握った時にはグラベルバイクみたいだなと思いましたが、例えばサイズ38cmあたりを選ぶとドロップは41cm。コレならなんだか調子良さそう。

またハンドル上部、エアロ部がいい幅で持ちやすい。こんなに上ハンが手に馴染んで持ちやすいエアロハンドルは初めてでした。MOMOエンジニアリング、感じてしまったかもしれません。ちなみにVision Metronほどは硬くなく使いやすい印象です。

シンプルデザインがいい感じの付属のサイコンマウントは、90°回転させてGARMINとWAHOOを使い分けるようになってます。

 

 

さて、乗ってみました。

漕ぎ始めからスルスル進みます。大してトルクをかけなくてもスーっと伸びるように走ります。

新UCIルール下で作られたバイクのエアロはそんなすごいのか!?いや、BBがセラミックなのもあるだろう、だまされないぞ!なんて言ってるうちにあっさり30km/hくらいには到達。

軽量ロードのそれとはまったく違う、むしろSystem Sixのような減速感の無い「スピードに乗っていく」感覚。どんどん速度が上がっていって驚いちゃうアレです。いわゆるエアロロードに乗ったことのある方ならわかるでしょうか。

純エアロロードと明確に違うのは挙動の軽さ。持っても測っても軽いですが、特にバイクを振った時、軽量上り系バイクにも劣らない軽快感があります。

 

これはホイールもかなり貢献していそうです。50mmハイトで前後1540gと同カテゴリーにはもっと軽いホイールもたくさんありますが、非常にバランスよく軽快に走るホイールに仕上がっている予感です。空力はかなりいいのでは?個人的には完成車アッセンブルの25cよりも28cで運用したい今どきなホイールスペックです。

 

ちなみに空力いいと話題のボトルケージ。ちょっと使いづらい?少なくとも慣れが必要かなと。

360°ボトルを囲うタイプは初見でノールックでも大体の位置にぶっ差せば自然と入りますが、前後で固定するので入口を探すように慎重にボトルを入れないといけない印象です。

 

戻ります。スーっと伸びるのは巡航時の話。ドカンと踏んでみましょう。えぐい加速をします。

入力に合わせて爆発的に加速する、っていうよりは加速がどんどん繋がっていくイメージ。

「切れ味の鋭い加速」と書いて「Supersix EVO」と読みますが、前モデルと比較しても恐るべき加速感です。

LAB71に乗っている最中、この想像を超える加速感が本当に気持ちよくって、大人げなく踏みまくってしまいました。

 

剛性が高いかどうかで言うと、、、よくわかりませんでした。硬すぎる感じはしませんが結構硬いと思います。エアロ性能以上にこのバイクの肝だと思うのですが、入力を受け止め推進力に変える性能が秀でているように感じます。

ただ受け止め過ぎちゃって、イメージよりも高いワットが出てしまい、狙ったセグメントで最後まで踏み切れない、というのが短い試乗期間中の問題でした。なのでKOMアタックは全て未遂、、、残念。リムブレーキ→ディスクブレーキみたいなもので、出力側(ライダー側)で調整すれば済む話なので乗り慣れればむしろ武器かと。ああ、乗り慣れたい。

ちなみにハンドリングは乗り慣れる必要全くありません。超低速でも超高速でもナーバスになることなく、ものすごくニュートラルにイメージ通り走ってくれます。キャノンデールしか乗っていないとわからないことですが、これって当り前じゃないんですよ。すごいことです。

 

嘘偽りなく書いたつもりですが誉めてばっかりでキャノンデールストアのブログっぽくなってしまいました。

価格もこれだけ上質なバイクなので高くありません!問題は在庫が全く用意できないことでしょうか。

Hi-ModやStd-Modの新型Supersix EVOはまだ入荷の予定がございます。随時ご案内させていただきます。

ぜひこの素晴らしいバイクの深淵に触れてみてください。



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