2023.Nov. 24
街中でクリスマスツリーを見かけることが増えましたね。もうそんな時期かという気持ちと、まだちょっと早くない?という気持ちの両方を感じています。皆様はその辺いかがでしょうか。
いずれにせよ我々の業界でクリスマスといえばイコールキッズバイクのことでして、しかも我らがキャノンデールは子供車のラインナップも非常に充実しています。今回はそんなキャノンデールのキッズバイクの中からKid’s Trail 24をご紹介します。
■Kids Trail 24 ¥65,000-(税込)
想定年齢は7~12歳、適応身長の目安は124~137cmとなっています。
このバイクのお話をする前にキャノンデールの24インチキッズバイクのラインナップをおさらいしておきましょう。
24インチのキッズバイクは現在3種類発売されています。
・Trail 24+・・・極太タイヤ、サスペンション無し、メカニカルディスクブレーキ
・Trail 24・・・やや太目のタイヤ、サスペンションあり、Vブレーキ
・Quick 24・・・やや細めのタイヤ、サスペンション無し、Vブレーキ
Trail 24+は割と本格なオフロード志向、Quick 24は軽量な街乗り志向という感じ。そしてTrail 24は両者の中間という感じでしょうか。
日常用途で使うならTrail 24かQuick 24のどちらかがおすすめですが、実車をお子様に見てもらうとTrail 24が選ばれることが多いですね。やはりサスペンションが付いた自転車はキッズたちを引き寄せるものがあるようです。
まあ街乗りのキッズバイクにサスペンションが必要なのかというと、個人的には必ずしも必要ではないと思います。
サスがないほうが車重が軽いですし、潮風の強い地域ではインナーチューブが錆びたりしますからね(横浜周辺ではそんなに気にならないと思いますが)。
ただやんちゃなキッズたちのラフな扱いに対してはサスペンションがあったほうがいいのは間違いないです。
大人用のサスペンションフォークに比べて簡素な造りとはいえ、段差に突っ込んでパンクしたり、フロントホイールをダメにしたりするリスクを軽減する効果はいくらか期待できます。
タイヤも24×1.95とちょい太目かつブロック付きなので、その点でも心強いです。
このモデルに限った話ではないですが、転んだ時にステムの角でケガをしてしまわないように樹脂カバーで覆われています。
こういう心遣いは嬉しいですね。
それと当店でキッズバイクを組む時はボトムブラケットの玉当たりはかなり気を付けて調整しています。
ここが過剰に締められているとクランクの回転が渋くなり、お子様の脚力だと無視できない抵抗になってしまうんです。
工場出荷の状態だと大体締めすぎなので、締めすぎず緩すぎずいい感じになるように設定します。
他にもブレーキレバーの角度やリーチの調整など、大人用の自転車とはまったく別のセッティングを求められるのが子供車というもの。
ある意味普通の自転車よりも大変ですが、お子様の笑顔には換えられません。
ちなみにこのラリーレッドは国内在庫の最後の一台を引き当てたもの。したがって店頭在庫限りとなります。
ミッドナイトの方もかなり前からメーカー完売となっているので、実はどちらも結構なお宝バイクです。
クリスマスにはまだ早いですが、Trail 24をプレゼントするなら早めに確保して頂いた方が良いかもしれません。
その他のキッズバイクの在庫は下記の記事よりご確認ください。