2024.May. 4
先日大幅なプライスダウンが敢行されたことで話題のSynapse Carbon 3L。
キャノンデール横浜にも実車がございます。
■Synapse Carbon 3 L ダストブルー ¥340,000-(税込)
¥450,000から¥340,000に。これほど大幅な値下げも珍しいです。
恐らく背景には様々な大人の事情があったのだろうと推測されますが、より多くの方にこのバイクをお選びいただける可能性が増えたのは純粋に喜ばしいと言えます。
そう、現行のSynapseってもの凄くいいバイクなんですよ。
ただスマートセンスの話題が先行しすぎていたことと、新型Supersix EVOの存在感が圧倒的すぎることもあって、その実力が正当に評価されているとは言い難い面があります。
で、今回ご紹介するSynapse Carbon 3 Lはシリーズの中では最もリーズナブルなグレードです。
フルカーボンの105完成車としては昨今では目を疑う価格ではないでしょうか。
今回の価格改定を機にSynapseの本当の良さを世に問えるのではと思っています。
最大のアイデンティティであると同時に、このバイクの評価を難しくした要因でもあるスマートセンス。
車体に標準装備されている前後ライトをダウンチューブに取り付けたバッテリー1個で管理できるというもの。
このグレードには付属しませんが、上位グレードにはリアビューレーダーも装備されます。
ライトは自分の好きな製品を使いたいという人もいるかもしれませんが、非常に利便性が高いシステムなのは間違いありません。
起動させるときはスイッチを押す必要がなく、走り出せば勝手にライトが点きます。(手動でのオン/オフも出来ます。)
バッテリーが一つだけなので前後ライトのどちらかを充電し忘れるということもありません。
難点を言うならウルトラロングなライドに対してはランタイムが厳しいということでしょうか。
とはいえ最大20時間ほどはもつので普通の乗り方をする分にはそこまで問題ではないと思います。
メインコンポーネントは12速の新型105です。
実は11速の旧105を搭載したモデルも併売されていて、そちらは税込み32万円とさらにリーズナブル。
標準タイヤの太さは30c。
最大で35cまでのタイヤクリアランスがあるので、目いっぱい太くすればグラベルバイク的な楽しみ方ができます。
逆に28cくらいの太さにしてレーシーな方向にチューンするのも楽しい。
エンデュランスバイクとは思えないほど軽快に走れるようになります。
いずれにせよ、将来は是非ともいいホイールを履かせてあげてください。
フレームのポテンシャルの高さが改めて実感できると思いますので。
フレームカラーは一見ホワイトに見えますが、ダストブルーと言う名前の通りうっすら青みがかっています。
Synapseシリーズ共通の仕様としてシートステーはリフレクティブ塗装になっていて、視認性の向上に一役買っています。
上記のダストブルーの他、カシミヤ(ブラック)とチョーク(白)の2色がございます。
既に完売となっているサイズもございますので、メーカー在庫状況についてはお問い合わせください。
Synapse carbonを一言で表すならば、「ギミックに頼らずに正攻法で作られた最新のエンデュランスバイク」といったところ。
スマートセンスを除けばバイク本体には特殊な機構は何も採用されていません。
だからこそロードバイク本来の楽しさを最大限に味わえます。
この良さを実際に体感して頂こうということで店頭にはSynapse Carbon 3の試乗車もご用意しております。
試乗車サイズは51と54の2台です。
これまで試乗された方からは「思ったよりもよく走るのでびっくりした」というコメントを頂く事が多いです。
Synapseを検討しているという方はぜひお試しください。