2024.Jan. 16
皆さんダイレクトマウントのRDハンガーってどう思いますか?
以前だったらそもそも存在を知らないか、知っていても必要性を感じないという人が大半だった気がします。
ところがこの2,3年、通常のハンガーとDMハンガーの両方を選べるなら絶対DMハンガーを使うという人が増えてきました。
そんなダイレクトマウントハンガーが入荷してきました。
■WISHBONE RD HANGER DISC CANNONDALE ¥6,930-(税込)
今回入荷してきたのはBBで有名なウィッシュボーンの製品です。
第4世代Supersix EVO用で、LAB71、Hi-Mod、スタンダードModの全てに対応します。
残念ながらキャノンデールを含む多くのブランドは純正DMハンガーをラインナップしていません。
先代EVOの限定モデルに付属していたことがありましたが、あれは例外中の例外といった感じです。
そういったわけでDMハンガーを使いたい場合は社外品を選ばざるを得ないのですが、巷で見かけるものの中には「これ強度的に大丈夫なの?」と思ってしまうような製品も見受けられます。
曲がったり歪んだりするのがRDハンガーの常とは言え、少しダメージを負っただけでぽっきり折れかねないような物はさすがに危険です。
その点この製品は比較的しっかりした形状なので信頼が置けそう。
そもそもダイレクトマウントのRDハンガーとはなんなのか。
ざっくりいうとシマノR9100世代以降のシャドータイプリアディレイラーに設定されている取付オプションです。
上の車体が通常のRDの取付方法。
下の写真がダイレクトマウント方式で取り付けたRD。
メカニカルとDi2の違いは置いておいて、下の写真ではRDを構成する部品の一部がRDハンガーに置き換わっているのがお分かりいただけると思います。
このようにRDの関節を一つ減らせるというのがダイレクトマウントの特徴。
得られるメリットは以下のようなものがあります。
・変速性能の向上(特に機械式変速の場合)
・ホイールの着脱が少し簡単になる
・ほんのり軽量化できる
上記の通り、劇的な変化を体感できるアイテムというわけではありません。
しかしながら使用することで生じるデメリットもありません。
取付も簡単です。
プロ選手の多くがダイレクトマウントハンガーを使っているという事実もあり、マージナルゲインを求める現代のロードシーンでは必須のアイテムと言えるのかもしれません。
お使いいただけるのは新型EVOユーザー限定ではありますが、ダイレクトマウントにしてみたい方は是非導入してみてください。