2021.Mar. 13
2020年モデルのTopstone Carbon アルテグラRX2仕様を特別価格にてご提供中です!
■2020 Topstone Carbon Ultegra RX2 Sサイズ
¥315,000 (税抜) → SPECIAL PRICE&更にポイント還元!
SOLD OUT!
2020年のTopstone Carbonには2種類のアルテグラ完成車がありまして、そのうちのリーズナブルな方がこちらです。といってもホイールがアルミなのかカーボンなのかという点が主な差別点で、それ以外のパーツスペックに大きな違いはありません。こちらのホイール(とタイヤ)もチューブレス化に対応しています。
Topstone Carbon全てのグレードでフレームは共通ですので素のままでも戦闘力は十分。もちろんこれをベースにして、ホイールサイズやタイヤを変えてみるなど遊び方にマッチしたカスタムを施していくのも良いでしょう。先日入荷してきたLefty Oliverもまだご用意可能です!
Topstone CarbonをLefty化!単品売りLefty Oliver1本だけ入荷しました
2021からはGRX搭載モデルが登場したので、ロードコンポであるULTEGRAを搭載しているこのモデルはグラベルバイクとしてはちょっと中途半端と感じられる方もいるかもしれません。しかし、アルテグラはアルテグラでもこのバイクのリアディレイラーはRD-RX800。GRXなどと同様のスタビライザー機能を備えたディレイラーとなっています。
チェーンの暴れを抑制するスタビライザーの絶大な威力はマウンテンバイクやシクロバイクを嗜む方は良くご存じのはず。チェーン落ちのリスクを大きく軽減してくれるので、荒れた路面での安心感が違います。将来フロントシングルにしたくなった時にもスタビの存在が効いてきますよ。
バイクのカラーはアガベ。テキーラの原料となることでお馴染みのリュウゼツランというサボテンがモチーフとのことです。単色なので強い主張もなく、サイドスキンのタイヤが実に良く似合います。
同じカラーリングのSupersix EVOなども出ていましたが、飽きの来ない良い色ではないでしょうか。
そんなわけでTopstone Carbon Ultegra RX2、特別価格にてご提供中です。
店頭在庫はSサイズのみ。適応身長は160後半から170半ばくらいまでと言ったところでしょうか。
店頭にはSサイズの試乗車もご用意しておりますので、Topstone Carbonの乗車感を確認してみたい方は是非お試しあれ。
グラベルのみならず、オンロードでの実力も一級品であることをご体感ください!
~政府による緊急事態宣言後の当店の対応について~
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2021.Mar. 12
キャノンデールから新型の携帯工具が登場しました。
■10-in-1 Multi-Tool ¥3,000 (税抜)
携帯工具と言えば誰もがサドルバッグやツールボトルに忍ばせているアイテム。不意のトラブルに遭ってもこれを持っていれば解決出来てしまうことも少なくありません。まだ持っていない方にはぜひお勧めしたいものの一つです。
どこまでの機能を求めるかは人それぞれですが、今回新登場した10-in-1は使い勝手の面でかなりいい線をついているのではと思いました。
内容はこんな感じ。
2mmから8mmまでの六角、T25のトルクス、2番のプラス、バルブコアツールという布陣です。
この手の工具では使用頻度の割に省かれることが多い2.5mmの六角が付いているのは嬉しいですね。トルクスやプラスも必要なシチュエーションは必ずあるはずなので、これらが付いているのは有難いです。
ちょっと変わっているのはバルブコアツールの存在でしょうか。昨今のチューブレス人口の増加を受けての装備だと思いますが、4mmの六角に装着して使えるのでコアが固着してしまっていても安心です。
バルブコアツールなんてそもそも持っていない人も多いでしょうし、持っていてもモノが小さいので失くしてしまいやすくて、肝心な時に出てこなかったりも。こんな風に携帯工具に付属していると紛失の心配が少なくていいですね。
余談ですが自分は昔チューブラータイヤを出先でパンクさせた時、バルブコアツールを持っていなかったばかりに中継ぎ式のエクステンダーを付け替えられなくてえらい目にあった思い出があります。あの時にこれがあれば・・・
これだけ詰まっていて非常にコンパクトなのも素晴らしい。EDGE530と比べると液晶部分よりもなおツールの方が小さいくらいです。
サドルバッグの容量が少なくて中がパツパツの人でも、このツールなら入れる余地があるはず!
そんなわけで携帯工具をこれから買う方にも、何らかの理由で買い換えたい方にもオススメしたい10-in-1マルチツールのご紹介でした。これからの季節にどうぞ!
~当店の新型コロナウイルス感染症防止対策について~
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2月1日より当面の間、毎週木曜日の定休日に加え第1・3水曜日(祝日は営業)を休業日とさせて頂きます。
詳しくはSHOPカレンダーにてご案内させていただきます。
ご不便をお掛け致しますがご了承の程よろしくお願い申し上げます。
2021.Mar. 9
2021年モデルのCAAD13 Disc 105のカラーラインナップは3色ですが、実はそのうち2色は既に全サイズ完売となってしまいました。
ですが店頭在庫としてご用意可能な物が僅かながらございます。本日はそんな希少な在庫車体をご紹介。
■CAAD13 Disc 105 “Stealth Gray” ¥220,000 (税抜)
シックな灰色に差し色のグリーンが鮮やかなステルスグレー。
CAAD13の全てのラインナップの中で最も流通台数が少ないカラーなのではないでしょうか。2020年モデルのForce eTap完成車も多くはなかったと思いますが、発売開始から完売するまでの期間の短さ(=4ヶ月!)を考えるとこちらの方がレア度は上に感じます。
生産されたのも1ロット限りだったそうで、まるで何かの限定モデルのよう。人と被る事はまずないと思われるので、そういった事が気になる方には最高におすすめの1台です。
在庫車体は51サイズが1台限りとなります。
■CAAD13 Disc 105 “Mantis” ¥220,000 (税抜)
高級感と落ち着きを兼ね備えたペイントで人気の高いマンティスカラー。もしかしたら一番見飽きない色かもしれませんね。2020年モデルからの継続販売と言う事で、上記のステルスグレーとは対照的に息の長いロングセラーモデルとなりました。
他の色と違い、この色だけはタイヤが28cだったりスルーアクスルがレバー付きだったりと、少しだけツーリングバイク寄りの仕立てになっています。ロングライド志向のライダーにはありがたい仕様です。1台目のロードバイクとしても安心感があるのではないでしょうか。
51サイズと54サイズがご用意可能です。
本命はコレ!という方も多いであろうチームレプリカは51サイズのご用意があります。
他のサイズは7月上旬~9月中旬ごろに再入荷の予定です。ご予約も承っておりますので、サイズ等のご相談があればお気軽にどうぞ!
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2021.Mar. 6
先日海外ニュースサイトでEFエデュケーションNIPPOのラクラン・モートン選手がとあるグラベルレースに出場したという記事を見たのですが、その時のバイクチョイスに心底驚かされました。
cycling news.comより
なんとTopstone Carbonではなく、Supersix EVOでの出場。それに33cのブロックタイヤ(しかもクリンチャー!)をインストール。100kmを超えるグラベルを高速で駆け抜けるためとのことですが、まさしく八方破れと言えるセッティングです。
しかしまあ、太めのブロックタイヤを履いたEVOは今まで見たことのないカッコよさですね。エベレスティングを始めとしたさまざまなチャレンジで世をにぎわせてきたモートンらしいバイクではないでしょうか。
さて、ここで疑問に思うのはディスクブレーキEVOのタイヤクリアランスって30mmまでじゃないの?ということです。去年のカタログにはそう載っていますし「Supersix EVO タイヤ幅」などのキーワードで検索してもそのように書かれていることが多いですね。しかしモートンのバイクにはそれより明らかに太いタイヤが入っている。どういうことでしょうか?
事実を検証するべく自分のEVOをチェック。
自分は28cのTLタイヤを使っているのですが、ホログラムKNOT45ホイールのリム幅と経年によってタイヤの実測幅は32mmになっていました。
(ちょっとショックです。)
そしてチェーンステーとタイヤのクリアランスがこれくらいでした。
写真で見ると割ときつそうですが、測ってみるとこれでも6mmくらいのクリアランスがあります。
これなら確かに・・・
参加予定だったレースやイベントが中止になってしまった・・・なんてことも良く聞く昨今。
モートンほど攻めなくていいと思いますが、こういう時は太めのタイヤでまったりロングライドを楽しむのもおすすめです。
意外と自分のバイクの新たな魅力に気付くチャンスかもしれませんよ!
タイヤの幅は銘柄やリム幅によっても大きく異なってきます。それらを含めた安全マージンが30mmということなのでしょう。
メーカーの推奨値を念頭に置きつつ、思い思いのサイクリングライフを送ってください!
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2021.Feb. 27
好評をいただいておりますTOPSTONEシリーズのアルミモデルをご紹介します。
■2021 Topstone 2 ¥175,000(税抜)
2018年にデビューし、今やツーリング系グラベルバイクの定番となったアルミのTopstone。カーボンのTopstoneがデビューした今でも多大な存在意義を持つモデルです。国内では2と4の二つのグレード展開ですが、こちらは上位モデルの2となります。
カーボンのTopstoneがグラベルライドを楽しむための自転車であるなら、アルミのTopstoneはテントを積んでキャンプに行くだとか、荷物を積んで自転車旅行をするなど移動手段としての自転車と言えるでしょう。操る楽しさや軽快感はカーボンの方が当然上ですが、アルミはアルミでカーボンにはない積載性を生かした遊び方ができます。
ですからことTopstoneに関してはアルミとカーボンの間に優劣はないと言えます。想定する遊び方によってはアルミの方が向いているなんていうのも当然あり得ることなので、値段のことは一旦忘れて自分がどんな乗り方をしたいのかでどちらを選ぶか考えるのが良いのではないでしょうか。
「ニジマス」をイメージしたというカラーリング・レインボートラウト。同色のSupersix EVOが新たに発売されて話題になっていますね。
この色を写真で表現するのがなかなか難しいのでぜひ店頭でお色をご覧頂きたいところです。パープルと深めのグリーンが混在する独特のカラーリングとなっています。バーテープ選びも楽しくなること間違いなし。
コンポーネントは10速のGRX400 がアッセンブルされています。リアディレイラーにはチェーン暴れを抑制するスタビライザー付き。
レバーの形状がいい具合で、ブラケットポジションで正確にブレーキングが可能です。
もちろん油圧なので制動力に不安はありません。
■2021 Topstone 4 ¥115,000-(税抜)
こちらは以前の「TOPSTONE SORA」の後継モデルという位置づけです。グラベルバイクでもトレンドとなりつつあるフロントシングル仕様に変わりました。リアスプロケットは11-48Tの10速ですので、間違いなくグラベルバイクとしては十分な歯数となっています。また、ALPINEという爽やかなライトブルーが目を引きます。
在庫車体はどちらもSサイズ。現在メーカー欠品中の希少なモデルですのでお探しの方はお早めにご検討下さい。
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2021.Feb. 24
久しぶりにビシッと気合の入ったバイクをご納車させて頂きました。
言わずと知れたEFプロサイクリングレプリカのEVO Hi-Mod。
フレーム単品よりも完成車で購入した方が断然お得なパッケージとなっているこのバイクですが、今回は吊るしの状態からさらなるチューンを敢行!
下手したら選手の実車よりも良い感じになってしまったかもしれません。
各部を見ていきましょう。
まずは足回りから。
ホイールはENVEのSES3.4。ENVEと言えばバラ組ですが、今回はコンプリートホイールなのでハブはENVE製のアルミハブです。
3.4はリムハイトがフロント38mm/リア42mmのオールラウンド重視のホイールで、EVOの軽快なヒルクライミング性能とエアロな巡行性能を両立させるにはまさにうってつけ。
現行モデルはTL対応ですが、あえてクリンチャーのGP5000をインストールしています。
リクイガス時代のフルクラムやMAVIC、最近のVISIONなどプロチームが使用してきたホイールももちろん魅力的です。
でもカッコよさで言えばENVEが最強じゃないですか?特にキャノンデールには良く似合いますよね。
このお客様も僕らと同じくENVEフリークなので、コクピットからボトルケージ、コンピュータマウントに至るまでパーツ類はENVEで統一しています。
ここまで揃えるとある種の特別な一体感というか、オーラのようなものが出てきますね。
写真だとだいぶコラムが飛び出ていますが、これは納車後ポジションを合わせてすぐにカットしました。
ところでヘッド周りを見ておや?と思った人もいるんじゃないでしょうか。ここはちょっと一工夫してみました。
通常であれば普通のアヘッドステムをEVOに使う場合は2枚目の写真のような専用スペーサーを入れるのですが、それを使わずに汎用のコーンスペーサーで代用しています。こうすることでブレーキホースの進入角度が少しだけ穏やかになるのです。
ステムをべた下げにしたいとか、17°のステムを使う場合はブレーキホースの折れ曲がりが深刻なことになる場合があるので、そういったケースでは有効です。実際EFの選手たちのバイクはこのように組まれています。
もちろんこのやり方はアンオフィシャルな物で、僕らとしても大々的に推奨するものではありません。そこのところはどうかご理解ください。
組み上げてみて思うのはやっぱりRAPHAカラーは反則的にカッコいいなということ。
プロチームのレプリカモデルの中では一頭地を抜くデザインだと常々思っているのですがいかがでしょうか。
この最高のバイクでスタイリッシュなライドを楽しんで頂ければと思います。
この度はありがとうございました。
慢性的な在庫不足が続く自転車業界ですが、EVO Hi-Modのチームレプリカは比較的納期が早くご用意できる物が多いです。
今回ご興味を持った方は是非お問い合わせください。
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2021.Feb. 20
昨年9月に発表され、受注生産という形で少数生産されたLefty Oliverが入荷しました。
■Lefty Oliver Carbon Fork GY 700C ¥162,000-(税抜)
SOLD OUT!
モノとしてはTopstone Carbon Lefty 1に装備されているフォークと同じでアッパーがカーボン製となっています。
完成車と違うのは700C用となっていること。
販売時のスペックから仕様変更することは非推奨というエクスキューズの上でですが、650B仕様にすることも一応可能ではあります。
ただしそのために必要なエアピストンが国内で手配できるのかどうかがちょっと怪しい感じです。
とはいえ既存のTopstone Carbonのアップグレード用という位置づけなので650のホイールに変更するケースは少ないとは思います。
もし650のホイールにしたいといった場合でも、700仕様のまま650を入れる事は特に問題ないはずですし(逆の場合はボトム時にちょっと不安ですが)、ヘッド角の僅かな違いが気になるとか、どうしてもストロークを40mmにしたいという事でなければそのままでOKでしょう!
受注段階ではハブとのセット購入も可能でしたが、今回入ってきたものはフォーク単品です。
(ハブセットでご予約頂いた方へ、ハブの生産が遅れているようですので入荷までもう少々お待ちください。)
既にLEFTY 50用のハブをお持ちの方以外は別途ハブをご購入いただく必要がございます。
純正ハブの「KH105」は28Hでしたらご用意可能ですので、今ついている前輪からリムをお引越しさせたい場合はそれで行っちゃいましょう。
KH105の価格は¥13,500-(税抜)となっております。
24Hや32Hで組みたいリムがある場合はご相談ください。
受注のタイミングがシビアかつ一回限りだったため、このフォークが単品売りされることを後から知ったという方も多いはず。
手持ちのTopstone Carbonをレフティー化したいという渇望を抱えて悶々としていた方はこの機会に是非いかがでしょうか。
今後の再入荷はありませんのでこの1本限りです。どうぞお見逃しなく!
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2021.Feb. 14
人気の高いSupersix EVOのアルテグラ完成車。そのBBQカラーがようやく店頭に入荷してきました。
■Supersix EVO Carbon Disc Ultegra “BBQ” ¥410,000 (税抜)
ビシッと引き締まった精悍な佇まいが魅力的なバーべーキューブラック。
遠目にはよくある艶消しブラックにちょっとしたグラフィックを入れただけに見えますが、実はグロスブラックが差しで入っていたり、グレーに見える部分がリフレクティブ塗装だったりと、細かい芸が効いています。
もう一色のパープルもそうですが、レーシー過ぎない上品な雰囲気がいいですね。
これに乗っていると大人の自転車乗りになったような気がします。
再三書いていますが、このグレードは価格に対するパーツスペックが群を抜いています。
Hollowgramの35mmハイトのカーボンホイール(チューブレス対応)、Save systemハンドルバーとステム、27KNOTカーボンシートポスト。
軽量さ、快適性、走りの良さなど、いずれのパーツも素晴らしいパフォーマンスをEVOにもたらしてくれます。
105完成車との価格差は税抜14万円ほどですが、これらのパーツだけで約30万円相当であることを考えると破格のバーゲンプライス。
もちろんコンポーネントの違いもありますから実質的な差はさらに大きいです。
そんなわけでEVOを買うならちょっと無理してでもアルテグラを狙う価値は大いにあります。
今なら相方のパープルも店頭でご覧頂けますので、どちらの色にするか悩んでいる方はじっくり見比べてみて下さい!
皆様のご来店お待ちしております。
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2021.Feb. 12
Bad BoyやTreadwellなど街乗りバイクのラインナップも意外と豊富なキャノンデール。その中でも一番スタンダードでニュートラルなバイクと言ったら間違いなくQuickシリーズです。機敏で軽やかな走りと乗りやすさを兼ね備え、日常の足からある程度の長距離サイクリングまで多用途にお使い頂けます。
メーカー欠品によりご用意できない状況が長らく続いているQuickシリーズですが、先日少量ながら入荷がありましたのでご紹介。
■Quick Disc 3 ¥75,000-(税抜)
国内最上位グレードのQuick Disc 3。大きな特徴はフロントフォークがフルカーボンであることです。カーボンのフォークってそんなに珍しくないように思えますが、クロスバイクに使われるカーボンフォークは肩下だけがカーボンの事が多く、QUICK DISC3のようにコラム部分までカーボン製というのはこの価格帯ではまずありません。
また、ラインナップの中で前輪の固定方法が唯一スルーアクスルとなるのも見逃せません。これらにより重量の軽さ、振動吸収性、ハンドリングのキビキビ感で下位グレードと差を付けています。
写真のバイクはカメレオンというカラー。
光の当たり具合によって色合いが微妙に変わる魅力的なペイントで、Quick Disc 3の中でも突出した人気があります。
■Quick Disc 4 ¥66,000-(税抜)
下位グレードのQuick Disc 4はクロモリ製のフロントフォークとすることでコストを抑えています。とはいえブレーキは3と同様しっかりと油圧ディスクを採用しているので、コストパフォーマンスの高さは上々です。
写真のカラーはミッドナイト。Treadwellなどでも採用されていているペイントで、大人らしい気品のある綺麗な色です。
前側の変速を廃してフロントシングル仕様となっており、これはQuickシリーズの中では4だけの特徴です。前変速有りと比べてギアの範囲は狭くなりますが、シンプルな操作性やチェーン外れが起きにくいことなどがフロントシングルのメリットです。
この仕様となっていることで4は3の下位互換とは言い切れなくなっている面があります。あまり高低差のないところならフロントシングルの方がいい時もありますからね。
どちらのグレードにもキャノンデールオリジナルのスピードセンサーが付属しています。スマホをすっきりとマウントできる専用ステムも標準装備。
無料のアプリとペアリングすることで自転車がさらに楽しく、便利になります!
ご紹介したカラーの他に、3のブラックパールや4のホワイトも入荷しています。いずれも次回入荷の見通しが立たない希少なカラーなのでお見逃しなく。
サイズ等の確認もお気軽にお尋ねください。
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2021.Feb. 8
最近車体の紹介記事しか書いていなかったので、たまには目線を変えてメカニック的なことでも。
本日ご紹介したいのはキャノンデールのスルーアクスルについて。
ちょっとマニアックな話になりますがお付き合いいただければ幸いです。
いきなりですがこの二つのディレイラーハンガー、違いがわかりますか?
左はアルミのTopstoneやCAAD Xなどに使われている「K33049」、右はCAAD13 DiscやEVO、Topstone Carbon他に使われる「K33009」というハンガーです。
この二つ、形状は全く同じです。しかし品番が違う以上何か違いがあるはず。
その答えは部品に刻印されているシングルリードとダブルリードというキーワードにあります。
左がシングルリードのスルーアクスル、右がダブルリードのスルーアクスルです。
よーく見比べて下さい。ネジ山の角度が微妙に違いませんか?
そう、右の方が角度がついていて、ネジを一回転させた時に進む距離がより多いんです。
そもそもダブルリードとは何なのか。
簡単に言うとネジ山のらせんが2条刻まれているネジのことです。このようなネジを多条ネジと呼びます。
一般には馴染みが無い特殊な規格かと思いきや、ペットボトルのフタなどは漏れなく多条ネジだったりします。
多条ネジのメリットは一回転させた時に進む距離が一条ネジのn倍になること。
つまりより少ない回転数で速やかにスルーアクスルを脱着できるということです。
そしてもう一つ、条が複数あるということはネジ山の入り口も複数あるということなのでネジ同士がかかり始めるのがより速くなります。
シングルリードではネジがかかり始めるのに最大360度回す必要がありますが、2条ネジではそれが180度で済むということですね。
ダブルリードのスルーアクスルはスピードリリース機構を搭載しているバイクに使われています。。
シングルリードよりも加工コストが高いダブルリードをわざわざ採用しているのは、スピードリリースの長所である「スピーディなホイール脱着」を更に高めるため。
いかにもキャノンデールらしいこだわりが感じられますね。
一方でシングルリードとダブルリードの違いを知っておかないと思わぬ落とし穴に遭うこともあります。
例えば社外品のスルーアクスルに交換する時など、ネジピッチと全長が同じでもリード数が違えば当然互換性はありません。
そしてダブルリード用のアクスルというのは非常に稀です。
この点ミノウラさんはさすがの商品構成で、ダボ穴のないバイクにキャリアを取り付けたり、キックスタンドを付けるための専用アクスルやローラー台用のアダプターなどにはダブルリード用の展開がしっかりあります。
担当の方とお話をする機会があったのですが、ほとんどキャノンデールユーザーのためにだけ用意したとのことでした。
頭が下がる思いだったのでローラー台用のアダプタは常時店頭に在庫する事にしました。
ニッチなアイテムを作ってくださってどうもありがとうございます。
そんなわけで一見地味なスルーアクスルにもこれだけの秘密が隠されていたというお話でした。
こういった小ネタは他にもたくさんありますので、機会があればお話ししたいと思います。
それでは!
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